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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第3話 模擬戦
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思ったのもあるし」
くるくるとバトンみたいに杖を回す震離を見て、少し冷や汗が。こういう時の震離って、対策取った上での攻撃だからなー。
「危ないことはほどほどにね?」
「大丈夫、危なくないから」
目の間で終始笑顔の震離に軽い注意を促す奏を見て、毎回思うんだが、本当双子みたいだよなぁ。実際この前も買い物に付き合わされたとき、ナンパで双子? とか聞かれてたしな。まぁ、それはさておき。
「さて、そろそろ動くが、一応確認な?」
「はい!」
確認入れようとしたら、流も含めて三人が返事してきた。流は真面目だとして、他二人が笑ってるところ見ると、分かっててやってんな……こう言うのは苦手なんだけどなぁ、本当に。
「とりあえず、俺がフロントアタック、震離がセンターガード、流がガードウィング、奏がフルバックで、基本的には俺が前に出て、流が遊撃、震離は俺が取りこぼしたのを倒して、奏が援護。多分向こうも同じような配置というか同じポジションだろう。で……」
ポジションと基本戦術を説明した後、軽く質問はと思って、皆の顔を見渡すとちょこっと手を挙げる奏を見つけて、目で合図。
「スバル達の配置ってどんなものなの?」
「あぁ、なるほど。いつかの任務中に見たけどアレ撤退戦だし、余り参考にならないと思うけど。多分予想としては、スバルがフロントアタック。エリオがガードで、ティアナがセンターガード、キャロがフルバックだろうな。現に、今の戦闘でもスバルはまっすぐ、エリオっぽいのは少しズレて来たろ」
「なるほど。了解、でも次は……」
ま、あちらのシフトは2つ有るっぽいしな。平時はスバルとエリオのツートップと、ティアナのキャロの後方支援の王道シフト。
変化球として、多分この前やりかけてたスバルとティアナのツートップ。この場合はエリオを遊撃寄りのキャロのガードに当てるんだろうが……。
今回は無いと見て問題ないだろ。
だとすれば。
「うん、多分向こうも少し固まってくるだろうし。震離と流が良い感じで動いてくれたから警戒してくれたろ。まぁ、突破力も何もない俺が一番前で申し訳ないが……皆。宜しくな」
「了解っ!」
そう言って、四人揃って、移動を開始した。時間掛かりすぎてる気がしない事もないが、まぁ、様子見だったし仕方がない。そうこうしてるうちに、前方から2つの気配に気づいて、とりあえずその場で一時停止して、とりあえず一言。
「さっき言ったとおりだ、とりあえず楽にして、落ち着いてやろう!」
「了解、じゃあ、私と震離で弾幕張る用意しとくよ? 震離、用意はいい?」
「何時でも!」
そう言って奏も自身のデバイスである二丁のライフルを構える。ただ、流のライフルが槍みたいな突撃型に対
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