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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第3話 模擬戦
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い。まぁ、私が出来るから問題ないし、私がお願いしたら嫌そうながらも受けてくれる。
(ギルは?)
(はっ、自分も問題ありません。ですがマスター?)
(何?)
(リミッターのせいで何時もの出力が大幅に落ちてるようです、そして今回は模擬戦ということもありますし、お気をつけて)
(そう、ありがとう)
移動している間ずっとチェックしててくれたんだ。やっぱり何時もギルには助けられてるなぁ本当に。ただ、ギルもアークと同じで私以外の人とはあまり話そうともしない。二機ともデバイス間の交流には結構参加して話してるらしいけどね。
とにかく、いつもよりも出力が落ちてるのならば、少し考えて動かないと……
「……いけないんだけどねー」
気がつけば、いつの間にか隣に来ていた叶望一等空士が小さく呟いた。なんだろうか?
「叶望一等空士、どうかされましたか?」
「あ、ううん、大丈夫だよ」
小さく苦笑いを浮かべながら返事をしてくれた。だけど、何かあっても私には関係ない。そんなことを考えてると。
(マスター、反応が3つに分かれました)
(うん、ありがとうねギル)
念話を聞いて、方向を確認する。少し遠くのほうを相手してみるか。
「4つの反応が、3つに分裂したので、自分はその内の一つを追いますね」
「へ、あぁ、うん、一応気をつけてね?」
「了解」
返事をしてから、すぐに方向転換して、少し離れた所に移動している反応の元へと向かう。そういえば……模擬戦前の作戦説明の時に緋凰空曹が言ってたな……。
「エンカウントして、逃がしたら深追い禁止、追撃してきたら撤退って……」
正直よくわからない。自由にしていいなら最初から自由にしてくれたらこちらも動きやすいのに。だけど、命令だし従うから問題ない。
「アーク、チャージスタート」
[All right.]
アークに魔力を送り込み、砲撃のチャージを開始しておく、この位置からだとエンカウントまで後40秒。その状態で移動していたら、背後から大きな魔力反応を感じて思わず足を止めてしまった。
「何?」
[……この魔力反応は不明ですが、位置的には叶望一等空士かと思われます]
「そう、ありがとう、ギル」
[ちなみにチャージは完了しましたので、何時でも打てます]
「了解」
再び移動を開始して反応のある方へと向かう。ちょっとタイムラグがあったけど、あっちもこちらを補足して近づいてきてるし、問題ないかな。
後20秒、どなたが来るのかわからないけど足を止めて。迎え撃つ!
「散らします」
[Yes,sir.ShotMode]
そう言ってアークを構えて、その前に私くらいの大きさ
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