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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第3話 模擬戦
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けど。
[Shining Moon]
「って、えぇ!?」
瞬間、私が居た場所を、スバルの正面目掛けて、白い閃光が奔り、慌ててそれを回避する姿が見えた。
割と不意をついた奏の砲撃を避ける辺り、スバルって反応速度が凄いな。
直撃は無いと思ってたけど、シールド張って受けるくらいはすると踏んでたけど……。
なら、それを見越した上で……
『震離撤退!』
「……え!? 何で!?」
いきなり私の真ん前にモニタが展開して響の顔が映し出された。
……撤退って、私は別に。
『いいから、さっさと撤退だ。さっきの事もう忘れたか?』
「さっきって……うん、了解」
そう言われてさっきの響の言葉を思い出す。それに今のままだと正攻法じゃスバル達に勝てそうにないし、何より自分にリミットがついてこんなに変わるなんて思っても見なかった。それに響のことだし、何かあるんだろうから従っとく。
「スバル、また、ね!」
「ちょっ!?」
魔力刃を思いっきり地面に叩きつけたと同時に、土煙を巻き上げて、
「……参ったなぁ」
小さく愚痴をこぼしながら、全力で後退。その勢いのまま響のいる場所へと向かう。
これで追ってきたらなんて考えてたら。ローラー音が離れていったからスバルも退いた事を理解する。もしくは流の所へ行ったのか……。
スバルの勢いから察するに、あのまま追撃するかと思ってたけど……下がるようにティアナが指示を出したのかな? きちんと見えてて上手いな。
そんなこんなで木の上で待機する響を見つけてとりあえず、杖を振りかぶって―――
「リミット辛いよぉおおお!!!」
「はぁ!? 知ってるよ見てたんだし、てか、何だよ急に!?」
思い切り振り下ろすけど、響の刀に受け止められた。
うん、惜しい。そんなこと考えて、不意に目に入ったモニタを見るとちょうど流が戦闘を始めようとしてるところだった。
時間を少しさかのぼり、そして―――
――side流――
「了解」
そう言って直ぐ様移動を開始した。今回は機動六課のFWが相手だから、少し警戒しながら移動する。そして、その間私の持つデバイス二機に念話を飛ばす。
(調子はどう、アーク?)
(あ、マスター、私は問題なくて大丈夫で、何時でも行けますよー)
念話内とはいえ、緊張感のない声で返事をしてくれて、思わず頬が緩みそうになる。相変わらず良い意味でデバイスらしくない。だけどそこがアークのいい所……だと思う。
もうかれこれ長い付き合いになるけど、陽気でいい子なんだけど、欠点があるとしたら、私以外の人相手にはあまり話をしないで、メンテナンスも私以外の人からは受けようともしな
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