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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第2話 異動と挨拶
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、奏へ向けると。
……うん、なんて言えばいいんだろう。波長が合うんだろうな。なにか別なものが。
……多分ね。
と念話も何もしていないのに、長年の付き合いのお蔭で、アイコンタクトだけで意思疎通が出来ます。
ちなみに流はエリオとキャロに名前と階級とランクを言ってたけど。同じようにタメ口で良いみたいなこと言ってた。代わりに自分もできるだけ頑張るって意訳するとそんな事言ってた。
まぁ、それよりも。はやてさんとの話も終わったのか、なのはさんがコッチを見てたから奏と流を呼んでなのはさんの元に足を運ぶ。やっぱり怒ってるかな?
「高町隊長、挨拶が遅れてしまい申し訳ありません」
「あ、ううん、別にいいよ。私もはやてちゃんとお話してたし」
笑いながら許してくれた。うん、階級云々気にしないタイプの人で何よりだ。たまにいるからなあ、挨拶に来なかったらふて腐れる奴とか……っと、そんなことよりも。
「ありがとうございます、自分は本日付けで、本局第6武装隊から、異動してきました、緋凰響空曹です」
「同じく天雅奏空曹です」
「自分は風鈴流陸曹です」
とりあえず、ひと通り挨拶を済ませる。ちなみに震離は未だにスバルとの話と夢中らしく、コッチに気づいてすら居ない。ていうかなんか、モニタ展開してスバルになんか教えてるし。まぁ、いいか。一応後で恥かくのあいつだし。
「うん、こちらこそよろしくね、それで早速なんだけど」
「はい、なんでしょうか?」
あー、この流れだと、分隊発表か、模擬戦だよなぁ……誰とやるんだろうか? 個人的には、奏と震離と流の三人の現在の実力知りたいから、ガジェット辺りがいいんだけど。まぁ、その時は言えばいいか。
「響はライトニング分隊で、他の三人はこれからの模擬戦で決めるからね」
……はい? え? はい?
「……失礼ですが高町隊長?」
「うん、何かな? あ、私のことも下の名前でいいよ」
……それは後でもいいんですけども、それよりも。
「はい、なのはさん、なぜに俺だけ既に確定してるんですか?」
「うん、それは、はやてちゃんから」
「それはやね、ライトニング分隊で2人の新人指導をしてもらうって言うのが一つと、ライトニングの隊長のフェイトちゃんは執務官の仕事が忙しくて何時も居られるわけやあらへんし、副隊長のシグナムかて、あんまり居られるわけやないからね。
それで小隊指揮の経験のある響をライトニングに配備しとくって訳や」
「……はぁ、了解です」
……すっごく長い説明ありがとうございます。というかそれなら四人しか居ないんだし、一つの小隊にまとめればいいのに。なんて思ったけど口には出さない。だって、後ろでエリオとキャロが喜んでる
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