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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第2話 異動と挨拶
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ィアナの会話を聞いてなかったのかな?
……まぁいい、そっちがその手ならばコッチはこの手だ!
「えと、宜しくな、モンディアルとルシエ?」
「……うわぁ」
できるだけ笑顔で受け答える。後ろから奏がジト目で俺を見てる。ええぃ! そんな目で見るなよ、俺だってなんか、ねぇ? って状態なんだから!
「あの、できたら名前で呼んでもらえますか」
「あたしも、できれば名前で」
うん、予想通りの反応だ。やっぱり、コミュニケーションに飢えてるんだろうな、やっぱり。俺がこれ位の頃って優夜と煌と震離とで、裏山駆け巡ったり、試合したり……うん。
まぁ、年上ぶってみるのも悪くはないな。
「うん、タメ語で話したら名前で呼ぶよ」
そう言って少し間ができる。ちなみに後ろからの視線が一つから二つに増えて正直つらくなってきた。
「そんなこと出来ません」
とエリオが答えると、キャロも同じなようで首を縦に振る。
うん、俺のすべてを使って、絶対にタメ語で呼ばせて見せる!
「……燃えるとこ間違ってるよー」
言うな奏。
―――数分後。
数分の割には結構いろいろあったけど、結局タメ語で話させた。頑張った俺! 敬語は周囲に壁作るからね。こんなガキの頃から壁だらけの場所じゃいろんな意味で良くない。
……一人論外が後ろで待機してるけどね。俺だったら気まずくて、即効でタメ口でいいよとか、名前で読んでもいいよって言われたら従うんだけどな。まぁ、それよりも。
「じ、じゃあ…ひ、響さん」
「響……さん」
うん、やっぱり何処でも男女の差って出るもんだな。エリオはともかく、キャロの方が話しにくそうだ。
慣れれば問題ないけど、それまでは、まぁ、キャロの方は奏や震離達に任せといて。
「うん、改めて宜しくエリオ、キャロ」
名前を呼ばれたのが嬉しいらしく顔を見合わせて笑ってる。なんだろう、なんか逆に心配になってきたのは気のせいか? まぁ、いいや。というか。
「……もう一人の青い子は?」
「え、スバルはここに……って、あれ?」
とさっきまでスバルって言う子がいたであろう場所をティアナが見る。
なるほど、あの子はスバルって言うのか、なんて、考えながら辺りを見渡すと。
「へー! スバルとティアナって、主席で通ったんだ!」
「うん! と言うよりティアが凄いんだよ。私なんかよりもずっとずっと!」
……問題ないな。そう思って視線をティアナに持ってくと、目があった。
うん、考えてることは同じでした。でも、良かった、まだ不機嫌だと思ってた……と思ってたんだけど、そんな事無くなんかジト目で睨まれてんだけど……何?
そして、視線をティアナから外して
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