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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第2話 異動と挨拶
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たことを絶対突っ込まれるし。
「……メンドくせぇ」
「……どうかされましたか?」
「なんでもないよ」
隣で歩く流に聞かれたかと思って、一瞬焦るけど。まぁ、聞かれてても良いかね。……あぁ、面倒だ。模擬戦でもしてくれれば、空気変わるかもしれないけど。その場合、流の実力の程は知らんが、奏と震離は俺と同じくらいのランクに設定されてるから、余計に頑張らないといけないんだろうなぁ。
あぁ、面倒だ。
そんなこと思ってるうちに、なんか目の前で、シミュレータを起動している戦技教導隊の制服を着込んだ女性と訓練服を着た四人がいた。四人の方はこの前会ったから何となく知ってる。若干気まずいけどね。
それで、もう一人の方は有名すぎる人だから、俺でも名前を知っている。というか、同郷の人で、有名人で……それ以前に。
「おーい、なのはちゃーん」
「あ、はやてちゃん」
互いに呼び合ってるお陰で間違えそうにないや。
それで、はやてさんが俺らのことを高町なのはさんに話してるうちに、コッチはコッチで。
FW組の方に向かう。ちなみに流も連れてきた。けどね、それよりもね。あのオレンジの髪の子の視線が超痛い。何アレ超怖い。けど、ここはフレンドリーに!
「よっ、数日ぶり」
「……どうも」
近づいていって声を掛けると、オレンジの髪の子が、すっげぇ不機嫌な感じで返事をしてくれた。
「今日からここに異動になったんだ。宜しくな」
ちなみに名前は前回名乗った……っけ? いやまて、落ち着け。あの時爆音で聞き取れなかったけど、指示したポイントまで下がった後、オペレーターしてたカナタが挨拶に行ったから、多分そこで言ったかもしれない。だから大丈夫だと思う! 多分!
でもまぁ、ある程度フレンドリーっぽく話しかけたのは、オレンジの子と青い子はともかく、ちびっ子二人に、なんか敬語を使わせたくないからな。というか正直嫌だ。前回会ってるから、少しはマシかもしれないけど、長い付き合いになりそうだしね。
「……こちらこそ宜しくお願いします。私はティアナ・ランスター、年は16歳です」
「こちらこそ宜しく、私は天雅奏、年は17。で、こっちが響。あと基本的に敬語じゃなくてもいいよ、これから一緒にやっていくんだしね」
そう言ってティアナに笑いかける奏。正直さすがだと思う。俺が言わなくてもちゃんとわかってくれてるから、本当に助かる。階級云々の話だとどうしても硬くなるだろうし、特にちびっ子二人が。
「えと、エリオ・モンディアル三等陸士であります!!」
「同じくキャロ・ル・ルシエ三等陸士です!!」
二人の挨拶に思わずコケそうになる。となりで奏は苦笑いを浮かべてるし、震離は姿が見えんし。というか、奏とテ
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