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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第2話 異動と挨拶
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て貰えるか?」
「はい、構いませんが、場所はどこになるんですか?」
正直な所、いきなり移動してきていきなり……というか初任務予定がいきなり出張か……大変だな。しかも機動六課はレリック専任なはずなのに別次元まで行くのか……大変だなおい。
まぁ、つい先日のことを考えると一概には言えないけども。
「フフフ、実はな? 第97管理外世界なんや」
「おぉ!」
「えっ?ほんとなんですか?」
第97管理外世界って、早い話が……
「久しぶりに地球にいける!」
「震離、静かに」
後ろで奏が震離に注意してるけど、様子を見るからにあまり聞いてないなこりゃ。
それにしても地球か、前に戻ったの三年前の盆の時か。去年とその前は行けなかったしな……そっか、もう二年たったんだ。
「……緋凰空曹、どうかしましたか?」
視線を下に落とすと、流がコッチを見ていた。相変わらずの無表情だ。……苗字と階級だと呼びにくくないのか? 一応注意を促してみるかね。
「なんでもないさ、それよか流よ?」
「はい、なんでしょうか?」
相変わらずの仏頂面に、隣にいた奏が苦笑いを浮かべてる。まぁ、後ろで舞い上がってる震離みたいに、「なんでしょうか?」なんて笑顔で言われたら逆に怖いがな。また地雷でも踏んだのかなって思うし。ま、それよりも。
「……俺らの事、名前で呼べとは言わないけど……せめて階級抜きの苗字で呼んでくれないか?」
「……いえ、しかし」
「これから同じ部隊で働くんだ。遠慮も無しで行こうぜ」
……これで、少しは砕けてくれると有難いんだけどな。
俺の言葉に少し困惑した表情を一瞬だけ見せた後、すぐに何時もの顔に戻して、俺の方を向く。んー、やっぱりまだまだ難しそうだなぁ。
「……はい、善処します」
「了解。そうしてくれると有難いよ」
小さく頷いた後、すぐに前を向いて、足を進めてはやてさんの後を追っかけてった……やべ、昔の震離を見てるみたいだな、あの頃のあいつは本当に。
「あ、流、私も苗字で」
「黙れ震離」
後ろで舞い上がったままのテンションで話す震離を、さっさと切り落とす。
「ひどぃ」
「……調子に乗ると直ぐそうなるから」
「奏も酷くない!?」
いや、どっちも悪くない。お前さっきの事もう忘れたか。それでさっきまで、空気が重くなってたんだろうが。
同郷あるあるというか、その鉄板ネタで話をして盛り上げようとか考えてたのが全部おしゃかだし。
「あはは、ほら四人とももうすぐやから付いてきてなー」
「了解です」
そう言ってはやてさんの後に続いて、俺らも後を付いていく。だけど、前線メンバーと会うって事は、以前会っ
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