Turn:09 ドラゴンエンパイア支部
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ったら出てみるといい、広い世界を知るきっかけになる」
そう言って星空を見上げるマモル
「僕の妹は世界を見てきた、若い頃から僕は名の知れたファイターで、妹にとってそれが重荷になってしまったこともあったけど………世界の舞台で、自分らしくファイトを続けていたんだ、今はもう引退してしまったけどね」
「マモルさんの妹さん?」
「私のお母さんよ」
会話に割って入ってきたミライがよく冷えた缶ジュースを差し出す
「私も、私のファイトをずっと続けてきたわ、今はプロを目指して勉強中」
「(俺もいつか自分のファイトを………)」
ジュースを飲みながらキャンプファイヤーを見つめていたヤイバ
ふと視界の影に映った小さな姿に飛び上がった
「ヤイバ君?」
急いで駆け出すが人の多さにすぐ見失ってしまった
「どうしたんだい?」
「いや、今………妹の姿を見つけた気がして」
「妹さんの………」
「大丈夫、きっとまた会えるさ」
突然走ったために息を切らしていたヤイバにマモルが優しく声をかける
「ここに来たということは君の妹さんもヴァンガードをやっているということ、ヴァンガードを続ける限り、きっといつか」
「………そうですね」
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