『ルイズが召喚したのが、ピッピだったら?』
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そして手から放たれた破壊光線がオオカミを貫き、木々を抉るように破壊し、山中の地面で爆発した。
それを見て臆したオオカミ達は、一目散に逃げ出していった。
残されたルイズとピッピは、するとピッピがふらりと倒れた。ルイズは、慌てて抱き上げる。すると、タバサの風竜が飛んできて、ルイズのもとへ降りてきた。
キュルケがタバサと共に来ていてだいじょうぶ?っと聞いてきたので、ルイズは、泣きながらピッピを助けて!っと叫んでいた。
その後すぐに学院に戻り、ピッピの治療が行われた。怪我はなく、単に疲労によって力尽きただけだろうということで命に別状は無かった。ルイズは安心してまた泣いた。
目を覚ましたピッピを、ルイズは、喜びのあまり抱きしめようとしたが、寸前で思いとどまった。だが、思いとどまったルイズに、逆にピッピが抱きついてきた。それにルイズは、顔から出る物全部出して泣いて抱きしめた。
それからというもの、ルイズは、ピッピと仲良しになり、ピッピの可愛さに、周りの女子からは羨ましがられた。
ところが、ある日、ピッピが土くれのフーケに狙われた。ピッピがその見た目の可愛さと珍しく希少であるため、闇市で貴族に高く売られるからであった。
学院の本塔近くで戦いになり、本塔の宝物この壁が壊れたがその際に、宝物庫に収められていた宝のひとつが落ちてきた。それは、月の形をした石で、ピッピは、それを見つけると、飛びつくように石に触った。
途端、光り輝き、そこには、ピッピからピクシーへと進化した姿があった。
指が振られ技が繰り出される。進化したことであらゆるステータスがアップし、攻撃力と精度が上がったことで土くれのフーケを圧倒し、退散させるに至った。
土くれのフーケを倒した強力な使い魔だということで、ピッピを欲しがって陰で狙っていた者達は、早々に諦めたのだった。
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