第四章
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二人は湖の南岸にある小さな祠が壊れているのを見た、見れば湖の油田の工事中に誰かが誤って壊したものらしい。その祠には邪神とその眷属である多くのモンスター達を封じたと古の賢者が古代の署で書き残していた。
それを見てだ、ピエトリは言った。
「これがな」
「原因やな」
「この祠が壊されたからな」
「邪神とモンスターが出たな」
「そやな、ほなな」
「この祠を修理して」
「そしてな」
こうリョサに話した。
「この祠はもう二度と壊されん様にな」
「今回のことを広めて」
二人が邪神そして多くのモンスター達を倒したことをというのだ。
「祠のことも伝えて」
「もっと大きい祠にして目立つ様にもして」
「多分あんまり小さくて目立たんでな」
「うっかり壊されてな」
「壊したことも気付かんかった」
「それで修理されへんで邪神達も出たしな」
それでだった、二人はすぐに太宰にことの次第を連絡して祠をすぐに修理してもらってそうしてだった。
大きな祠にもしてそのうえで邪神が出て来たことも世に知らしめてだった、皆が祠の場所と何を封じているのかを知らしめてだった。
二度と壊されない様にした、これでだった。
湖の騒動は完全に終わった、邪神は倒されてもやがてまた出ると古書に書いてあったそれで封印したとあったがその封印が再び為され。
湖に邪神も多くのモンスター達も出なくなった、これで全てが終わった。ピエトリはことが全て終わったのを見てからだった。
リョサを誘ってマラカイボのレストランに二人で入った、そうしてだった。
コーンミールつまり玉蜀黍の粉をバター風味を利かせて焼いたアレバに玉蜀黍の粒の粉を甘く練って鉄板で焼いちぇ上に白いチーズを乗せたカチャバに黒豆煮に揚げバナナとご飯に目玉焼きを盛り合わせチーズも載せたバベジョン、グリルの牛の焼き肉をメインにソーセージやコールスローそれに茹でた里芋を盛り合わせたバリージャ=クリオージャ、大きな鶏の腿肉をローストにしたボジョアサード、玉蜀黍の粉を衣にして魚を一匹丸ごとフライにしたボカチートフリットという魚料理にベネズエラ産の様々なフルーツの盛り合わせを注文した。そして酒はビールを注文した。
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