暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十三話
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箒も狙われるからねぇ」

「…………………………生きる世界が違うんだね」

それを貴女が言うのか。

それじゃぁ章換えリセットして……。

「ま、重い話は置いといて。暦さんとはどうなの?」

「へっ!?」

「言い方変えようか? 暦さんとはどのくらいのペースでヤッてる?」

「………………………」

「箒に渡されたジェットインジェクターは使った?」

あ、羽川さんの目がゴミを見る目になった。

エイドスを覗く。

どうやらジェットインジェクターは使ったらしい。

「まぁ、このエロい質問には答えなくていいよ。
答えても答えなくても対して結末は変わらないだろうし」

いやもしかしたら変わるかも知れないけど。

例えば、例えばだ。

もし彼女が暦さんと頻繁に性交に及んでいるとしよう。

だからなに? と言われかねないが、これは割りと真面目かつシリアスな話に繋がる事になる。

概念的な話になるが、精液という物は『血』を濃縮した液体だ。

大昔の医学者だか錬金術師だか魔術師だかがそういった通り、精液というのは血よりも濃い霊力と情報を内包している。

もうお分かりだろう。

吸血鬼『もどき』とはいえ、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの眷属。

その血の濃縮物。

ある種の霊薬。

力の塊。

そんなものをこのヤベー委員長が定期的に摂取しているとしたら?

そのエネルギーを、彼女が取り込んでいたら?

もしもそれで、障り猫や苛虎が強化されたり原作にない怪異が発生したら?

「ま、結末が変わったらその時はその時だ。
協力しようじゃないか」

「君はどうなの?」

「ん?」

「君は恋人とはどうなの?」

「聞きたいの?」

「まぁ…多少は…」

「えー…ききたいのぉー? 羽川さんはエッチだなぁ……」

「……………私帰ります」

「お、そっか。じゃぁ火燐さんには『貝木の話に耳を貸すな。見つけたら問答無用でぶんなぐれ』って伝えといて。
あの人バカだからすぐ貝木に言いくるめられちゃいそうだし」












その日の深夜。

俺は暦さんに呼び出された。

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