ハイスクールD×D 革新のリアン6
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したかったんだろう。お望み通りにしてやろうじゃないか」
出した目は、イッセーしか配置されていない目と、ライザー達全員が配置されていて、闘技場のフィールドの目だ。
「あれぐらいのサマはオレは普通にできる。出来るという事実を知らずに目の前でサマをやろうなんて、笑わせてくれる。これが格の差って奴だ。一つ勉強になったな」
先程まで青くなっていた顔色が赤くなったライザーを無視してイッセーに向かい合う。
「さて、イッセー。事前に伝えた通りだが、お前には一人でライザー達の相手をしてもらう」
「本当にオレ一人でやるんですか?イザイヤ達の方が」
「ああ、イザイヤ達の方が安定して勝てるだろう。だが、それでは意味がない。それに投資した分の成長を見せて貰わないとな。損切はしたくない。意味はわかるよな」
「投資家としてのリアン先輩を信じろと。やってみます。ただ、アドバイスが有ると嬉しいんですけど」
訓練の成果はちゃんと出ているな。情報を得ようとする姿勢があるのとないのでは大きく違う。
「うむ、慎重なのは良いことだ。では奴らの目安を教えてやろう。カーラマイン、あの鎧を着ているのしかオレの準備運動を熟せる奴が居ない」
「えっ!?」
「それとレイヴェル、あのドレスを着ている子だな。あの子とライザーは兄妹で、超再生能力があるが、加減して殴れば痛みはしっかり残る。レバーブローを叩き込んで沈めればいい。振り回して三半規管を狂わせても良い。あれは再生しようが治療されないからな。ライザーの隣りにいるドレスの女は空間爆撃を行うが、見た目ほどの威力はないし爆破までに多少の時間と違和感を与える。双子の餓鬼共はチェーンソーを獲物に持っているがそれに振り回されてるだけでさほど怖くはない。剣で斬られるのとチェーンソーで斬られるので結果が変わるわけではないからな。あのポニーテールの奴だが、多少の不意打ちや一騎打ちの割り込みをする程度の良い子ちゃんだ。あとはどうとでもなる」
「えっ?いや、えっ?あの、平均以下?」
「中堅どころの平均だな。ほとんどライザーに頼ったチームだ」
「あの、それじゃあオレたちって」
「本格的にレーティングゲームに参加すればすぐに上位陣に食い込める。それだけのことを叩き込んだ。とはいえ、ルールによっては本来の実力が出せないような状況に追い込まれることもあるだろう。が、今回はそんな心配は全く無い。存分にやると良い。それからもう一度言っておこう。悪魔は強ければモテる」
「頑張ります!!」
初めての観客に見られながらの模擬戦に緊張する。相手は16人、先輩が言うには大したことのない相手だが、それでも緊張する。左手に赤龍帝の籠手を呼び出して倍化の力を溜める。
深呼吸してライ
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