暁 〜小説投稿サイト〜
吸血鬼になったエミヤ
035話 学祭準備編 学祭に向けての出し物決め
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
える事ができるのかしら……」
「アハハハ! 中々に笑えるではないか!」
「わたくしもあまりの奇想天外さに笑いが抑えられませんよ〜〜!」

シホは心配し、エヴァとタマモは心底おかしく笑っていた。

「ちょっと、励ましにいってこようかな?」

と、シホはネギの後を追ったアスナに合流する。

「それで、アスナはどうするの?」
「どうするって……あれじゃどうしようもないわよね」
「なにかで発散できればええんやろうけどね」
「難しいものですね」

四人の視線の先には一人涙しているネギの姿があり、どう声を掛ければいいか分からないのである。
そんな時に五月がネギのところに現れて屋台に誘っていた。
五月の料理に素直に美味いと言うネギの姿を見て、もう大丈夫かな?と思っていたがそこに新田先生達が姿を現して思わず隠れるネギ。
五月の暴動を鎮める姿を見て、強い人だなと思いつつそこに新田先生に見つかってネギは絡まれてしまう。
そのままなし崩しに一緒に飲むことになったんだが、ネギは甘酒を呑んでしまい酔いつぶれてしまった。
さらにはネギが実は泣き上戸だったことが判明し、タカミチが来たことによって一時は落ち着いたのだが、

「違うんですぅ! 僕は強くなってないんですー! 僕っ……ただ逃げていただけなんです!! シホさんの事も何も知らずにとんでもない無知だったんですー!!」

とうとう鬱憤が爆発したのかその後もネギは「僕はダメ先生でダメ魔法使いなんですー!!」と危ない発言をぶちかましていた。



そんな中で、それを聞いていたシホはというと、

「やっぱり……10歳の子供には私の事はショックが大きかったみたいね……」
「ですね……」

そのままネギは屋台で寝かせてもらって、翌日に五月と何かがあったのかスッキリした顔になっていた。
その勢いとでもいうのか、ホームルームでは、

「それで僕の厳選と皆さんの投票をもって出し物は『お化け屋敷』にしたいと思うんですが、どうでしょうか?」
「「「「「「いいんじゃない!?」」」」」」

と、納得された。
こうして3−Aの出し物は『お化け屋敷』に決定したのであった。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ