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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第23話『高速の最終決戦!ディロード ソニックフォーム!』
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界…捕まえた!」
雅は歯を食いしばりながら宣言し、融合した35の世界は全てライダーカードに変わった。

「…漸く着けた。随分と離れてしまっていたのか。」
雅は、ディロードドラゴンを倒した場所にいた。
「待っていてくれ、みんな。すぐにそこから出してあげます。」
雅は35の世界のライダーカードを全て取り出す。すると、リィンフォースのカードが光り出す。
「リィンフォース、手伝ってくれるのか。」
雅はリィンフォースを召喚する。
「雅、一人では大変だろう。私も手伝うよ。」
「ありがとう、リィンフォース。」
雅とリィンフォースはライダーカードを使って魔法陣を作成する。
「あとは、これを起動させる術式だけか…」
雅は魔法の使用を開始しようとする。
「雅、今の君のリンカーコアの残量では、魔法の維持は難しいだろう。私のリンカーコアを使うといい。」
雅に対してリィンフォースは助言をする。
「駄目だ。そんなことをすればリィンフォースのカードはエネルギーを全て失い、消滅する。」
「君は装填の守護者だろう?私の運命は、あの日、クリスマスの日に終わりを迎え、私の物語は閉じたんだ。今まで、こうしていられただけでも、充分なわがままなのだよ。」
「そうだったな。僕は装填の守護者。既に消えたリィンフォースを、ここにつなぎ止めることはしてはいけないんだ。」
雅がそう言うと、はやてのカードが光り出す。
「はやて…」
雅ははやてのカードに近づこうとする。
「雅、我が主は私が消えることを止めようとしている。だから、そのままにしていてほしい。」 
しかし、それをリィンフォースは止める。
「…わかった。リィンフォース、儀式を始める前に、少し話をしよう。」
「何の話がしたい?」
「そうだな、思い出話なんてどうだ?」
「思い出と言われても、私は話せることなどあまりないよ。」
「いいんだ。この時間が大切なんだ。」
「そうかい。それなら、雅はよく頑張ったと思うよ。」
「どうしたんだ?」
「これだけの友と戦うことに、戸惑うこと無くひたすら一生懸命だっただろう?」
「ああ。これは僕にしか出来ないことだ。もしそれで憎まれても、それで世界が救えるなら、僕は構わない。」
「雅、やっぱり君は壊れているのだね。」
「それは、自分自身でよく理解している。」
「どうすれば、君はこんな風にならなかったと思う?」
「どうやっても、変わることは出来ない。」
「それは違うよ。私の運命はなのは達と、我が主が変えてくれた。」
「僕の世界には、あんなに優しくて心の強い子はいない。」
「それは、とても辛かったね。」
リィンフォースは苦い顔をしている雅を抱き寄せる。
「どうしたんだ、リィンフォース?」
「君はどうして、それを辛いと言えないんだ。」
「リィンフォース
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