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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第23話『高速の最終決戦!ディロード ソニックフォーム!』
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は二振の音撃弦から雷の衝撃波をフェイトに放つ。
「雷電一閃、プラズマザンバー!」
フェイトは衝撃波に対して必殺技を放ちかき消す。しかし、
「カルテットバインド!」
ディロードはカルテットバインドを使ってフェイトを拘束する。
「しまった!」
フェイトは驚くが既に遅く、
「フェイト、魔導師には
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(
エクストラスキル
)
があるのは知っているだろう?」
「…うん。」
「僕の持つ
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(
エクストラスキル
)
は資質変換。読んで字のごとく魔導師の資質を一時的に変異させるスキルだ。そして、僕が選んだ対象は砲撃魔導師。つまりなのはと同じ資質だ。当然、その
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(
エクストラスキル
)
も発動出来る。」
「…まさか!?」
「そう、残留魔力の収集も行える。厳密には電撃のエネルギー全てを収集しているが。」
「もしかして、全部このために!?」
ディロードの言葉を聞いてフェイトは思い出す。キョウリュウゴールド、電撃使い、ブレイラウザー、音撃弦、そして自身がそれらを防ぐために使った魔法。全てが雷の属性を所持していることを。そして、ロードスラスターに収束されたエネルギーは巨大な魔力の刃になる。
「これで終わりだ、フェイト。疾風迅雷、スプライトザンバー!」
ディロードは右手の刃を振り下ろす。
「ラウンドシールド!」
フェイトはラウンドシールドで止めようとするが、
「刃はもう一つある!撃ち抜け、雷神!ジェットザンバー!」
ディロードは左手の刃を横一文字に放つ。放たれた刃はバリア、盾、結界を破壊する力を用いてラウンドシールドを破壊しながらフェイトを切り裂き、ラウンドシールドを失ったことで縦一文字の刃がフェイトを切り裂き、爆発が起きる。その威力は凄まじく、フェイトはバリアジャケットを失い、服の再精製も行う力を失う。
「フェイト!?」
ディロードは直ぐにフェイトに近づき、変身を解除して上着をフェイトに被せる。
「…雅?」
「意識はあるのか、フェイト。」
「…私、雅に負けちゃったんだ…」
「ああ。」
「…じゃあ、これで…」
「そうだ。これでみんなの世界を救える!」
「えっ?」
雅の言葉にフェイトは驚く。
「だって、雅はこの世界のために、私達を倒すって…」
「そうだ。この世界を救うことで、みんなの世界の歯車が元に戻る。今度こそ、みんなの世界を完全に救える。」
「待って、話が違う。」
「悪かった。だけど、この方法しかみんなをライダーカードに隔離する手段がなかったんだ。」
「それじゃあ、雅はずっと悪い人のふりをしていたの?」
「そうだ。だから安心していい。詳しい話はリンディ長官に聞くといい。だから今は、ゆっくり休むといい。」
「わかった。雅の言葉を聞けて、安心出来た…」
フェイトはそう言い残してライダーカードに変わる。
「……全ての世
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