第五章
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それでだ、ジェーンは言うのだった。
「あいつ等を倒さなな」
「街は崩壊するな」
「逆に倒せばな」
「敵の戦力はガタ落ちする」
「そやからな」
「ここはな」
何としてもと話してだ、そしてだった。
二人はゴーレム、かなり改造した彼等のところに向かった。二人は宙を舞う術だけでなく他の攻撃や防御、動きを補正する術を全て使ってだった。
そのうえでだ、ゴーレム達に向かうがここでだった、ジェーンはミニーに言った。
「この連中は一体一体全力でかからなな」
「あかんな」
「軍隊やと二万でかからんとな」
それこそというのだ。
「敵わん」
「そうした相手やな」
「それで僕ちん達もな」
まさにというのだ。
「ここはな」
「是非にやな」
「そや、こうした金属系のゴーレムの弱点のな」
「腐食性の術使うか」
「それも中に飛び込んでや」
ゴーレムの中のというのだ。
「そうした術で徹底的に潰すで」
「そうするか」
「そや、自分はもう一体足止めしてくれるか」
ジェーンはミニーにこうも言った。
「そうしてくれるか」
「ええで、ほなまずはやな」
「あの金色のやっつけるわ」
こう言ってだった、ジェーンはその両手に自身の神具である土竜爪を出して装着してだった。そのうえで。
ゴーレムに向かった、ゴーレムは確かに巨体でありとてつもない大きさの拳と口から放つ無数の光弾は脅威だった。しかし。
そうしたものをかわして懐に飛び込むと何ということはなかった、ジェーンは神具でゴーレムの胸を突き破ってだった。
その中を掘り進みつつ腐食性の強い術そして内部の機械を壊す雷系の術を使って回った、そうして中から飛び出た時には。
ゴーレムは空中で動きを止めて中から爆発を次々に引き起こし。
最後に大爆発を起こした、ジェーンはそれを見つつ隣を飛ぶミニーに言った。
「次はな」
「もう一体やな」
「銀色の方をな」
そのもう一体を見つつ言った。
「倒すで」
「そうか、ほなな」
「今から行くわ」
こう言ってだった、もう一体の方にも飛び。
同じ様にしてもう一体倒した、そうして言うのだった。
「これで連中の切り札、最大の戦力はな」
「なくなったな」
「そうなったわ、後はな」
「敵のアジトの中に入ってな」
「あらためてや」
「中から潰してくか」
ミニーも応えた。
「いよいよ」
「そうしよな、どんな連中も拠点を潰せば」
「かなり戦力は落ちる」
「そやからな」
「今から行こうか」
「そうしよな」
二人でこう話して実際にだった。
テロリスト達のアジトの中に再び入りその中で徹底的に暴れた、予備として残されていた兵器も食料や弾薬も破壊して回り全く使えない様にした。
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