第三章
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「テロリスト達もな」
「プロビデンスの近くにアジトがあるか」
「それは間違いないわ、それでな」
「テロリストをやな」
「まず探そうか、さしてな」
「そいつを捕まえてやな」
「聞き出す、喋らんか自殺しようとしても」
情報を渡すまいとしてもというのだ。
「それでもな」
「吐かせるな」
「そうしたるわ」
こう言ってそのうえでだった。
ジェーンは緊張の極みにある街の中を見回ることにした、するとジェーンはすぐにミニーに言った。
「灯台下暗し、そして街で一番隠れて動きやすい場所は」
「何処かやな」
「そこはや」
まさにというのだ。
「下水道や」
「そこか」
「伊達に僕ちんは土竜爪持ってへんで」
ジェーンは自分の神具の話もした。
「地中を掘って自由に動ける」
「しかも攻撃にも使えるな」
「そうした神具を使ってるんや」
それだけにというのだ。
「今回はな」
「わかるわ」
それがというのだ。
「ここはな」
「テロリスト達は下水道におるか」
「勿論そこも軍隊や警察も何度も探したやろ」
「それでもやな」
「アジト自体はそこにはなくてな」
「単なる移動とか一時の潜伏の場所にか」
「使ってるわ」
まさにというのだ。
「そやから下水道にな」
「行くか」
「それで綿密に探し回って」
下水道の中をというのだ。
「アジトやなくて人をな」
「探すか」
「そうしよな」
こう言ってそのうえでだった、ジェーンはミニーを連れてそのうえで下水道の中に入った。その中を術もふんだんに使って綿密に探すと。
一人怪しい者がいた、ここでジェーンはミニーと共にその者を姿を消したうえで尾行した、二人はこの時気配を消すことも忘れていなかったので気付かれることはなかった。
それで順調に尾行を続けある場所に辿り着いた、そこは下水道から川に出てそこから遡ってだった。
プロビデンスから離れた森の中の洞窟に入った、何とその奥深くからさらに秘密の隠し扉から中に入った。そこにだった。
秘密基地があった、洞窟の自然の状況とは違いこの時代の最先端と言ってもいい第二次世界大戦直前のアメリカを思わせる機械技術の世界だった。
そこに魔術や錬金術、それに超能力と様々な技術も入っていた。ジェーンはその中を見回してミニーに話した。
「巨人軍の北米でも屈指の基地やな」
「そやな、これだけのものを造るのにどれだけの悪事重ねたか」
「一つの国並やが」
「そこも気になるな」
「そやな、けどな」
「これだけの兵器と人材がおる」
まさにというのだ。
「これはな」
「ほんまにプロビデンスを壊滅させるな」
「そのつもりやな」
「特に奥の製造室でな」
「得体の知れんもん造ってるな」
「そやな」
「そこも調べ
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