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ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ
『ルイズが召喚したのが、ズバットだったら?』
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 最初は、何も召喚できないのかと思ってガッカリした。だがよく見たら爆発で空いた穴の中心に、紺色の何かがペチャリとうつ伏せになっているのが見えた。

 耳と、細い二本の足らしき棒の部分を含めると、大きさは、80センチぐらいだろうか。結構大きい。

 翼の膜からして、コウモリだと分かった。

 オーソドックスなのが喚べたかなっと思って、生きていることを確認してからルイズは、コントラクトサーヴァントの儀式を行った。

 くた〜っとしていて動かない、目のないコウモリ(?)にキスをした瞬間、ガブリッ。

 上下に生えた犬歯が思いっきりルイズの顔に食い込む。

 ルイズは、遅れて悲鳴を上げ引き剥がそうとすると、コウモリ(?)は、ルーンが刻まれる痛みから自ら離れた。

 コルベールが駆け寄り、水の魔法が使える生徒に呼びかけた。ルイズは、顔から四箇所、血をダラ〜と垂らしていた。

 見たこともない種類のコウモリで、目が無いことから、やはり夜行性のようだった。

 ルイズは、困った。というのも、餌がなんなのか分からなかったからだ。

 他の生徒にもコウモリを召喚した者はいたが、そのコウモリはフルーツを食べるタイプだった。なので試しにフルーツをあげてみたが、食べなかった。

 まさか、血を…?っという想像ができた。

 机の上でぐったりしているので、なんとかしなければと思い、抱き上げて生物に詳しい先生に教えを請いに行った時だった。

 ズバットだ!っという驚いた声が聞こえた。そこには、メイドが一人。こちらを見てびっくりした顔をしていた。

 シエスタというメイドが知っていた。

 このコウモリの名は、ズバット。

 タルブの近隣の森に夜のなると現れる、吸血性のコウモリなのだそうだ。

 やはり血か!っと青ざめ、自分の血を与えないといけないのかと思ったら、それを察したシエスタが、食堂に走り、血が滴る新鮮な生の牛の肉を持ってきた。

 それをぐったりしているズバットに近づけると、ピクッと反応したズバットが、大口を開けて肉にかぶり付いてチューチューと血をすすった。

 タルブ村の家畜がよくやられるんですよね〜っと、そんな話をするシエスタ。

 あっという間に牛肉は、カラカラになり、ズバットは少し元気になったようだった。

 ホッとしたルイズがありがとうと言うと、シエスタは、萎縮しながら、成長するともっと大変ですよ?っと言った。

 どういうこと?っと聞くと、ズバットは、成長するとゴルバットというより2倍近いほど大きな形態になるそうだが、その形態はより多くの血を吸うと言われているそうだ。そのせいか、ズバットが生息するタルブ村の近隣の森では、希に盗賊と
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