第二章
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「巨人も倒したさ」
「それでか」
「今はここに落ち着いてこれからもな」
「ここにおるつもりか」
「ああ、天使を見たんだよ」
保安官は笑ってこうも言った。
「種族じゃなくてな」
「あんたの天使やな」
「そうさ、レティアっていうな」
保安官は自分の名前も話した。
「この街一番の美女がいてな、俺と同じエルフ族の」
「その娘に惚れてか」
「山にある花をな」
「金色のユッケをやな」
「手に入れてに行くけれどな」
「レベル五十あったら一人でもと言いたいけどな」
オコナーはすぐにこうも言った。
「そうもいかんな」
「その山はこの州でも特別でな」
「強力なモンスターも大勢いてな」
「知ってるで、あの山のことは」
オコナーは保安官にあっさりとした口調で答えた。
「実際に」
「そうなんだな、流石だな」
そのレベルの高さから言うのだった。
「あんた達も」
「そう思ってくれてええで」
「そうか、あの山に入ったことがなくても強くなる中で知っていて」
「こうして言えるのよ」
嘘は言っていない、この世界を治める者の一人としてオコナーは話した。特にこの州は彼の地元でもあるから尚更よく知っている。
「だからレベル五十でもね」
「一人だと辛いからな」
「助っ人を募集したのね」
「モンスター退治、そしてな」
「お花を手に入れてね」
「天子にプレゼントするんだよ、そして」
保安官は強い意気込みを見せてさらに言った。
「そのハートもな」
「そういうことね」
「ああ、じゃあな」
これからと言うのだった、オコナーとギンズバーグに対して。
「今から行こうか」
「それじゃあね」
「あと保安官の仕事はええんか?」
ギンズバーグは保安官にこのことを尋ねた。
「そっちは」
「ああ、同僚のロッドが俺がいない間はな」
「頑張ってくれるのね」
「それに村長からも頼まれてるんだよ」
「村のモンスター退治については」
「だから花のことはあってもな」
「公務だからなのね」
「行くことはな」
それはというのだ。
「仕事だよ」
「そうなのね」
「ああ、じゃあな」
「今からな」
まさにと言うのだった。
「行こうな」
「三人でな」
こう話してそしてだった。
三人で山に行くことにした、山に入るとすぐにマンティコアの中でも凶悪なポイズンマンティコアが出て来た、それも五体も。
オコナーとギンズバーグはすぐに二体ずうt倒した、そして残る一体は保安官が拳銃を放ってだった。
倒した、オコナーはその戦いぶりを見て彼に言った。
「やるな」
「強いだろ、俺も」
「レベル五十っていってもな」
「それだけのものはあるよな」
「ほんまにな」
こう彼に言った。
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