Turn:08 ヴァンガード普及協会
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「おかえりお袋」
帰宅したチカゲをヤイバが出迎えた
エプロンを外しつつカバンを預かる手慣れた様子
「ごめんねぇ、もうすぐ大きなイベント控えてるから忙しくて………」
「いいよ、地方の支部からこっち移って大変なんだろ?」
「あぁいい匂い、あ、そういえば今日、あんたの友達支部に来てたわよ、ずいぶん可愛いガールフレンドじゃない」
「はぁ!?何だよそれ!?てか誰だよ!?」
「ミライちゃんと一緒に支部を見学に来てたのよ、矢代さんって言ったかな」
「ああ、あいつとはショップでファイトしてからよく一緒になるんだ、それだけだよ」
「ふーん、それだけねぇ………」
「あんまりしつこいと晩飯片付けるぞ」
「あーごめんヤイバ!お母さんが悪かったから!」
ヤイバの言葉に慌てて謝るチカゲ
「でもよかった、あんたが楽しそうで」
「まあ、矢代以外にもいろんな奴とファイトしたりしてるからな」
「支部で聞いたわよ、強豪相手に勝ったんですって?」
「まじ?そんな噂になってんのかよ」
「そのカードをくれた人に感謝しなくっちゃね」
「………ああ」
チカゲの言葉にブラスター・ブレードを取り出して笑顔で眺めるヤイバ
「ねえ、あとでお母さんとも久しぶりにファイトしよっか」
「先晩飯にしようぜ、俺だって腹ペコなんだから」
「へぇー、あんた待っててくれてたんだ」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ