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禍々しい美女
第四章
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 二人共ここに来てどうしようかとなった、だが。
 ここでだ、ミニーは閃いた。そうして言うのだった。
「うちは幻術師で変身も出来る」
「神具の力もあるしな」
「それでや」
 だからだというのだ。
「モンスターに変身も出来る」
「それやな」
「スライム、それもな」
「金属食う種類か」
「クロゥジブスライムになってな」
 スライムの中でも特に酸性の強い種類だ、洞窟等にいて冒険者の鎧や兜を溶かす厄介や種類のモンスターだ。
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