第六章
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三人でマフィア達から聞き出したエジリヤーノ達が潜伏し攫った子供達を入れている倉庫の一つに押し入った、倉庫の扉は鍵がかかっていたが術で開けた。そしてだった。
中にはいると子供達が檻の中にそれぞれ入れられていて泣いていた、そして如何にも柄の悪い男が二人いた。
その彼等を見てだ、ミッチェルは言った。
「エジリヤーノとかいうそうね」
「まさか」
「そう、そのまさかよ」
ミッチェルは柄の悪い狐人の男に答えた、着ている服はマフィアのものに酷似している。同類ということか。
「あんた達を成敗して子供達を助けに来たわ」
「くそっ、お巡りも一緒か」
もう一人のやはり柄の悪そうなスリックの男も言った、着ている服は同じだった。
「マフィアから聞き出したか」
「あいつ等をやっつけてね」
「そうか、しかしな」
スリックの男の前に青い犬に似た姿のモンスターが出て来た、ブリンクドッグだ。
だがそのブリンクドッグは虎程の大きさがある、ミッチェルはそのモンスターを見てそのうえで言った。
「ブリンクドッグジャイアントね」
「大型のブリンクドッグか」
「そうよ、強力なモンスターよ」
こうタゴールに話した。
「あれは」
「こいつに勝てるか」
スリックの男はミッチェルに自信に満ちた笑みで言った。
「果たして」
「ええ、あたくしならね」
こう言ってだった、そのうえで。
ミッチェルはモンスターに向かって微笑んだ、するとだった、
モンスターは動きを完全に止めた、ミッチェルはそのモンスター達を見つつならず者達に笑みを浮かべて話した。
「あたくし時魔導士なのよ」
「それも凄腕のか」
「そうよ、じゃあ覚悟はいいわね」
こう言ってだった。
ミッチェルはオニールそして警官と共にならず者達を捕え子供達を救い出した、ならず者達とマフィアの者達は全員取り調べと裁判の後で重罪人達は拷問的処刑の後で魂を消され他の者達は重労働の刑となった。モンスターは彼自身に罪がない利用されているだけだったので軍に送られそこで使役されることとなった。
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