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ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ
『ルイズが召喚したのが、コンパンだったら?』
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小屋に来た。

 山小屋の中には、確かに宝があった。すると、コンパンがそれを頭に被り、スイッチを押した。マジックアイテムが輝き、やがて光が消える。そして、外から地響きが来て、土くれのフーケの土のゴーレムが現れた。

 コンパンが振り下ろされる土のゴーレムの腕を念力で折り曲げて防ぐ。このとき、ルイズがもうゼロだと言われるのがイヤで無謀にも土のゴーレムに挑んでしまい、振り下ろされる足からコンパンがルイズを突き飛ばして踏まれる事態になった。

 ルイズが悲鳴を上げた。すると、凄まじい光が足の下にいたコンパンから放たれ、土のゴーレムの足が破壊されて、コンパンは脱出した。

 すると、コンパンの体が輝きだし、脱皮した。そして、チョウのような蛾へとなり、宙へ舞い上がった。

 再生した土のゴーレムに向かい、カッと全身を輝かせて、めざめるパワーという技マシンで覚えた技を放って、土のゴーレムを破壊した。

 ルイズ達がそれを見てぼう然としていると、ルイズが背後からロングビルに捕まった。ロングビルは、自らこそが土くれのフーケだと名乗り、山小屋に残してきた宝物庫から奪ってきたコンパンが使ったマジックアイテムである技マシンを持ってこいと脅迫してきた。

 宙を舞っていたモルフォンが、バサッと羽を羽ばたかせた。すると風に乗って薄い鱗粉がフーケの顔にかかる。途端、フーケは、喉を押さえ、痙攣して倒れた。

 あとで聞いたが、モルフォンの鱗粉は、薄いと麻痺、濃いと毒なのだそうだ。麻痺させられたフーケは、そのまま逮捕となった。

 なお、コンパンが使った技マシンなるマジックアイテムは、使い捨てだったことが判明し、使い物にならないことが分かって、使い方を知ろうとしていたフーケは色んな意味で損をしたのだった。




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