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 妖精さんは灰色の騎士さんを(性的に)襲う事を決意したそうです。
灰色の騎士さんは黒兎さんと交尾をするそうです。
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side:リィン


「ふぅ、今日も疲れたな」


 仕事で帝都に来ていたがそれも終わりホテルに来ていた、でも帝都に来ているのは俺だけじゃないんだけどな。


「お疲れ様です、リィンさん」


 恋人のアルティナも俺のサポートの為に一緒に行動を共にしているんだ。アルティナは優秀だからな、今日の仕事もスムーズに終わったよ。


「それじゃそろそろ寝ようか」
「えっ……嫌です。もっとリィンさんとくっ付いていたいです」


 アルティナは俺に抱き着いてきてイヤイヤと首を横に振った。相克の戦いの後、俺達は付き合う事になったんだけどこの子はかなり素直になった。
 

 一緒にいると手を繋いでほしいとか二人っきりになると抱きしめてほしいなど甘えてきたりするようになったんだ。


(あ〜、本当に可愛いな。アルティナは)


 ニヤニヤしながら彼女の頭を撫でる俺、だがアルティナは俺の手を掴むと指をしゃぶり始める。


「んっ…ちゅぱっ…ぺろっ……」
「ア、アルティナ!?何をしているんだ!」
「んっ……お腹が熱いです。リィンさんに慰めてほしいです……」


 最初は見守りながら一緒に過ごしていこうと思っていた俺だったが、ミリアムやミュゼに悪知恵を教えられたアルティナの誘惑に一発でKOされてしまい一線を越えてしまった。


 情けない教官で済まない……
 

 流石に学院で大っぴらにイチャつくことは出来ないので、こうやって二人きりになると彼女はセックスがしたいと甘えるようになったんだ。


(ああ……あの「不埒です」と言っていたアルティナはもういないんだな。俺が原因だけど……)


 俺って最低な人間だったんだなと改めて自覚する、いくらアルティナが俺の恋人だからといってもこんなのは間違っている。


 今からでも遅くはない、彼女を説得してこんな爛れた関係は終わらせないといけないんだ。


「アルティナ、こんな事はもう止めよう。俺は君とこういう事がしたくて付き合っているんじゃない、もっと、こう……健全な付き合いがしたいんだ。君はまだ体だって小さいんだしもっと年相応に節度ある行動をだな……」
「教え子に手を出しておいて、今更常識を語るんですか?」
「ぐっ……そ、それでもだ!もうエッチはしません!こんなのは間違っている!」


 少し色欲に負けかけたが俺は欲望を振り払って駄目だと制した。するとアルティナは悲しそうな表情を浮かべて泣き出してしまった。


「アルティナ……?」
「ごめんなさい……私、リィンさんを困らせてしまいました。嫌でしたよね、こんな普通じゃない生まれ方をした私に迫られるのなんて……」
「そ、そんな事は……」
「人工的に生み出された私は人の
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