閑話15.5話目
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トルの様なものの中の物を摘出してスーツに変える機能があると言う事だ」
「もう一つは?」
「開発者の名前らしきものが刻んで有った」
『SENNTO.K』と刻まれて居た部分を見せる。
「SENNTO? セントと読めば良いのかな、これは?」
「単なるイニシャルだが、恐らくこれがお前の妹の眷属の言っていた」
「三人組の怪盗のスポンサーと言うことかい?」
実際には四季が本家……と言うよりも本当の製作者に敬意を評して『桐生戦兎』の名前を刻んでいただけなのだが、思わぬところで魔王二人に変な勘違いを生みつつあった。
さて、冥界で2人の魔王の間で謎の人物『SENNTO.K』が話題になっている頃四季達は、ガチャの装置の前に立っていた。
「取り敢えず、狙いとしてはスパークリング、フルフル、ジーニアスの三種だな」
「それって、もしかして」
「ビルドの強化アイテム」
「前にハザードトリガーって言うの手に入れてなかった?」
「……あれ、使うと暴走するんだよ。…………必ず」
「そ、それじゃあ仕方ないわね」
詩乃の問いに遠い目をしながら答えると納得してくれた様子だ。長時間使えないからこそ安定して使える強化フォームへの変身のためのアイテムが欲しいのだが、
「それじゃあ、十連やってみるか」
そんな願いを込めて十連ガチャチケットを使う。
目の前の装置の中から10個のカプセルが飛び出してくる。最初のカプセルには、
『蓬莱寺京一の力』
だった。
「便利と言えば便利だけど……」
神速の剣士。前衛が自分だけの現状では使えても意味はないかとも思うものが出た。緋勇龍麻の力を持ってるし。続いて、
『如月翡翠の力』
魔人学園シリーズ二連続。水の力を操る玄武の忍者である。ルパンレンジャー時に使えば便利かもしれないが、しばらくは保留だ。
『比良坂沙夜の力』
二連ではなく三連だった。三人目の魔人キャラの能力。『伊邪那美命』の宿星を宿す唄姫。
しかも、この三つのそれは四季のそれと同じく宿星さえも含めている。
「今度こそ……」
『仮面ライダーウィザードのウィザードライバー』
『ウィザードリング各種(インフィニティ除く)』
『ドラゴタイマー』
次の三つは最強フォーム除いて仮面ライダーウィザードコンプリートである。
「暫くオニキスとウィザードメインにしようかな、オレ」
「便利そうよね、物凄く」
「私もこの魔法、見てみたい」
いきなりウィザード関連が最強フォームのぞいて揃った。しかも、インフィニティが最強とあるが
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