『ルイズが召喚したのが、オニスズメだったら?』
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レにくちばしが弾かれる。忽ちオニスズメは捕まり、いたぶられた。
ルイズは、やめて!っと制止したが、完全にアウェイな状況、ギーシュは、ルイズに泥棒してすみませんでしたと土下座したら助けると言ってきた。ルイズは、泥棒の冤罪を受けた状態で謝るわけにはいかないとプライドが働き、応じなかった。
ボロボロのオニスズメが、逆さに足を掴まれた状態で、チュン…っと鳴き、最後の力を振り絞って体を高速で回転させ、回転したくちばしでワルキューレの頭を突いた。その攻撃でワルキューレの頭がもげた。
すると、オニスズメが光り輝き、ワルキューレの手から逃れ、1.2メートル以上はある大形の鳥…、否、オニドリルに進化した。
大きな鳴き声を上げ、大きな翼を広げたオニドリルは、瞬く間に天空へと飛び、高速回転しながらギーシュに向かって落下してきた。
ぼう然としていたギーシュを、モンモランシーが突き飛ばし、ギリギリでオニドリルの必殺技・ドリルくちばしが命中せず地面を大きく抉っただけで終わった。
その後、ルイズのオニスズメが落ちてた香水を咥えてピョンピョンと移動していたという目撃証言が出て、ギーシュは、自分の早とちりだったことを理解して、ルイズに謝りまくった。
そんなギーシュに額を、オニドリルが、ゴスッと長いくちばしで軽く(?)ついた。
額を抑えて転がるギーシュを見おろし、オニドリルは、フンッ!と鼻を鳴らしたのだった。
その後もオニドリル(オニスズメ)の怒りが治まらないのか、ギーシュを見つけるたびに頭をつつくのであった。もちろん軽くである。それでも十分痛い。
ルイズもルイズで、冤罪をかけられた恨みから止めなかった。
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