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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百十六話
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ーゆーのは大国が国力を浪費して潰さないと経済が回らねーんだよ。
ヴィーティング殺したから俺はもうファントムタスクに思う所は無かったよ」

「ヴィーティングの上の奴はいいのか?」

「ヴィーティングがトップだよ。ファントムタスクに首魁は居ない。
各セクションや各派閥のトップの合議制さ。
そのせいで末端に指示が通らないんだけどな」

「ふむ…ではヴィーティングはどこのトップだったんだ?」

「確か……遺伝子工学セクションのトップじゃなかったかな……。
ドイツにあった研究所…あれヴィーティングの私物だったし」

「スコールはどうなのだ?」

「数えられないくらいある実動隊の中でも上から数えて10の内には入るだろうな。
あの二人には口を割らせてないから詳しい事は知らんがな」

無理やり聞き出して反発されると困るからな。

まぁ反発された所でGNドライヴ吹っ飛ばせばいいんだが。

そもそもあの二機はカンファレンスのバックアップ前提だし。

ピコン、と視界の端にアイコンが浮かぶ。

「お、来たな」

ホロウィンドウを開く。

今回の計画はどうやらスコールとオータムの粛正のようだ。

「ふーん…相手は…おお…IS二個小隊六機とは大盤振る舞いじゃないか…。
いったいどこから集めたのやら」

面倒の予感がするから二人には暫く町から出ててもらおうかな。

とりあえず北海道にでも行ってて貰おうか。

福利厚生はきちんとしないとね。

スコールのナンバーにかける。

「もしもしスコール?」

『なにかあったのかしら?』

「いや、特に無いけど。おまえら北海道行かない?」

『ホッカイドウ?』

「おう。今が桜の時期だからな。福利厚生ってやつだよ。
二人でゆっくりしてきな」

『…………………わかったわ』

「二人で楽しんでこいよー。ISとか持っていっていいから安心しろ。じゃ飛行機の予約とっとくから。
一月くらいゆっくりしておいでよ」

『………………………………Fuck』

ピッと通信を切られた。

ガボーとガジャルグのウィンドウを開いてリミッターを外し、ウェポンズフリーの指示を出しておく。

「ま、これで多少は……ね」

あ、思い出した。

「吉本総理居るじゃん?」

「いや居るじゃん? と言われても…。まぁ、日本国民だから知ってはいるが…」





「あの人ファントムタスク穏健派の重鎮だぜ」

「……………………は!?」

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