暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第20話『水華夢想』
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テイツに変身することで、帯電した電撃をエネルギーに変換する。
「しまった!」
フェイトはフォーゼの切り替えしで作戦を練り直す。フェイトの持つ攻撃用の魔法は全て雷の属性を含むが、それらは全てフォーゼによって吸収されてしまうからだ。だが、
「だったら、これでいくしかない!ライトニングバインド!」
フェイトは咄嗟に拘束魔法でフォーゼを拘束し、
[scythe slash]
サイズスラッシュをフォーゼドライバーに放つことで、維持に必要なエネルギー源をを破壊してフォーゼをライダーカードに戻す。
「弦太朗さん!?」
キバは驚くが、
「撃ち抜け、雷神!」
[jet zamber]
フェイトはザンバーを振り下ろし、キバをライダーカードに戻す。
「後は神さんと翠星石さんだけ。それなら!」
フェイトは魔方陣を展開する。
「アルカス・クルタス・エイギアス。煌めきたる天神よ。いま導きのもと降りきたれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル。撃つは雷、響くは轟雷。アルカス・クルタス・エイギアス。サンダーフォール!」
フェイトは雷雲を操る儀式魔法を使い、耐久性の低い翠星石と弱ったXライダーを雷で撃ち抜き、ライダーカードに戻す。
「早く、雅の所に向かわないと。」
フェイトはそのまま雅のいる場所を探し続ける。
フェイトが空を飛びながら雅を探していると、
〔ブレイク!マキシマムドライブ!〕
突然、金色のエネルギーの刃が飛んでくる。
「危ない!?」
フェイトは避けながら地上に降りる。
「ねぇ、私達に勝てるの?」
「さあ、絶望を打ち砕けるかな。」
フェイトの目の前には仮面ライダーブレイク、ゼロ電王、マディクス、シグムスがいた。
「あれは、雅が仮面ライダーの世界で変身したライダー!?」
フェイトは驚く。
「フェイト、僕達が最後の追っ手だ。僕達を倒せれば、もう追っ手は来ない。約束しよう。」
マディクスはマディクスプレートを構える。
「ただ、僕達を倒せれば、の話だ。」
シグムスは拳を構える。
「ディロードではないとはいえ、仮にも四人の僕を相手にすることは覚えておく方がいい。」
ブレイクはブレイクザンバーを構える。
「ま、私は雅の体を借りているだけだけど。」
ゼロ電王はゼロデンガッシャーをスピアモードに変えてフェイトに向かう。
「プラズマランサー!」
向かってくるゼロ電王にフェイトはプラズマランサーを放つが、
「甘いわよ!」
ゼロ電王はそれらを弾き飛ばし、破壊する。
「クロックアップ!」
[clock up!]
マディクスはクロックアップを発動して高速移動を行うが、
「ソニックフォーム!」
フェイトはバリアジャケットをソニックフォームに換装して同じく高速移動で対応する。
「なら、これだ!ライダースラッシュ!」
[ri
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