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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百十四話
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ことしませんよ」

なにその口説き文句!?

そんなの言われたら堕ちない猫はいないっ!

スッと白く細い手が首筋に触れる。

「なぁ、リム。別に猫姿でもいいよな?」

「別に私はいいですけど、その場合正気のままですよ?
まだこの格好のままトランスした方がお兄さんの記憶には残りませんよ?」

なんだその究極の二択!?

くっ…だがっ…!

「記憶に残ろうと恥態を晒すよりはマシっ!」

「何を今さら。さんざんロリ相手に啼いていたではないか」

「うるさいぞ金色毛玉」

完全獣化し、リムの膝の上で腹這いになる。

「今回はお兄さんずっと正気みたいですし…………私も本気を出すとしましょう」

え? 何? 今までのって本気じゃなかったの?

え? あれで? 嘘でしょ?

対岸に助けを求める。

「にゃー! にゃぁーん!」

「後で尻尾に埋もれさせてやるから我慢しろ一夏。
なんせ毛玉だからな。もふもふ具合は保証しよう」

「あとで胸元にポスッて入れてあげるよー。
だからがんばってねぇー」

終わった後のケアじゃなくて今の状況をどうにか………ってケアになってんのソレ!?

「リム。その生意気な黒猫を骨抜きにしてやれ。
お前無しでは生きられない程にな」

お前何言ってんの!?

「わかりました、お姉さん」

見上げたリムの笑顔は幼くて、可愛くて。

でも目の奥には独占欲が見えていて……。


side out









「ほー、なかなか絵になるな」

「そうだねぇ」

箒と束はテーブルを挟んで向かいの一夏達を眺めていた。

リムに撫でられる黒猫が体を硬直させている。

「さぞ気持ちいいんだろうな」

「まだ始まって五分なのにねぇ」

リムのスカートの端を噛み締め、時折ビクッと体を震わせる。

「さて、一夏は正気で居られるのか見物だな。
これ以上猫らしくなるのも………ふむ、悪くはない」

「正気のいっ君にマタタビ嗅がせてみるのも面白いかもね」

「その場合普通に酔うのでは? 精神が人のままとはいえ、飲酒と変わらんだろう」

「うーん……他に面白そうなプレイは…」

「女子更衣室にでも放り込んで放置でもするか…」

「いやそれはアウトでしょ」

一時間程して、リムがトイレにいったので一夏が解放された。

解放された一夏はヘロヘロだった。

酔ったような覚束無い足取りで、箒の足元まで来た。

「にゃ……にゃあぁぁぁぁん…………」

黒猫を抱き上げた箒は膝の上に一本尻尾を乗せ、その上に猫を乗せて残った尻尾を被せた。

「もふもふサンドイッチだね」

「にゃああぁぁぁぁぁ
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