暁 〜小説投稿サイト〜
ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ
『ルイズが召喚したのが、コイルだったら?』
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ったくコルベールに興味ない様子であった。

 得体の知れなさと、最初に電撃を受けたので警戒するルイズに、思わぬ救世主が現れる。

 コイル!っというビックリした声が聞こえた。シエスタというメイドだった。

 話を聞くと、この生き物(?)は、コイルといい、鋼で出来た体をしており、敵が来ると金属音や電撃を放ってくるそうだ。

 また電気に惹かれる性質があるらしく、シエスタの故郷では、雷が鳴る雨の日にはコイルが避雷針になってしまうので、雷が鳴る日は絶対外には出ないのだそうだ。

 あと、生長する際に磁力が強まり、仲間と連結し合うことでレアコイルという集合体にもなるそうだ。

 インテリジェンスソードの一種だろうか?っと思ったが、喋るわけでもないし、調べたところ魔力で動いているわけでもないことが分かり、ますますわけが分からない生き物(?)として学院で知られることになった。

 ある日、ルイズが香水を拾ったことでギーシュの二股が発覚して、二人に振られた原因をギーシュがルイズに追求してきた際に、今まで何もしなかったコイルが動いた。

 ルイズに難癖付けてくるギーシュをジトッと見ると、ルイズとの間に入り、その小さな体からは想像も出来ない速度で体当たりしてギーシュをノックアウトさせた。

 友人達に介抱されて気がついたギーシュが怒ってコイルに喧嘩を売ったら、今度はどこからともなく、無数のコイル達が窓を割って入ってきて、合体技のような電撃の嵐を浴びせて焦がした。

 いつの間にこんなに仲間を連れて来たんだ!?と聞いても、コイルは何食わぬ顔をして浮いているだけだった。

 フヨフヨと浮いているコイルは、ますます数を増やし、学院中に生息地を作ってしまった。最初こそ、学院側は対策を立てようとしたが、ルイズのコイルに命令すれば別に何もしてこないと分かると、ほぼ放置となった。というか放置せざる終えなかったのだ。果敢にもギトーがコイル達を駆除しようとしたものの、呆気なく返り討ちに遭っていたのだから。

 授業を邪魔するわけでもなく、その辺を浮遊しているだけなので、そのうち生徒達も慣れて放っておくようになった。

 そしてある日、アンリエッタからアルビオンへの密命を受けたルイズは、婚約者のワルドと共にアルビオンへ向かった。もちろんルイズの使いまであるコイルもついてくる。

 国の終わりを前にして、ワルドから結婚しないかと言われたルイズは、相談できる相手もいないため、流されるまま教会で結婚式を挙げようとしたが、突然入って来た数少ないウェールズの部下の兵が大慌てで……。

 謎の金属生物の群れが、そこまで迫っていたレコン・キスタ軍を全滅させたという報告をした。

 途端にワルドは、顔色を悪くしたため
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ