第一幕その七
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「地震、雷、火事っていうけれど」
「冬は空気が乾燥するから火事も多いし」
「そこにやっぱり台風もあるから」
「どれだけ災害多いの?」
「私達がいる神戸だって前に大地震がおこったり」
「本当に災害の尽きない国だよね」
「特に地震が怖いね」
先生はしみじみとして言いました。
「何といっても」
「全くだよ」
「日本って地震多過ぎるわ」
「震度四で普通だから」
「日本の人達震度四位じゃ全然平気だし」
「震度七で本気になるって」
「もうこれが」
皆にとっては信じられないことです。
「震度七なんてイギリスじゃ考えられないから」
「ロンドンやリバプールでそんな地震起こったら」
「一体どうなるか」
「ロンドン壊滅するよ」
「絶対にそうなるわ」
「だから日本人もね」
他ならぬこの人達もというのです。
「物凄く警戒してね」
「色々考えてるんだね」
「何かと」
「自衛隊の人達もそうした車両まで用意していて」
「ご飯の用意もしているのね」
「そうだよ、地震があったら」
その時はというのです。
「もうね」
「いざって時はね」
「ご飯を食べないとね」
「どうしようもないし」
「だったら」
まさにというのです。
「自衛隊のそうした車両凄いね」
「流石自衛隊だね」
「そうしたことまで考えている」
「そうなのね」
「そうだよ、ご飯は炊かないと」
そうしないと、とお話する先生でした。
「食べられないね、だから昔からね」
「ご飯を炊いていたんだね」
「ちゃんとね」
「そうしていたんだね」
「災害があった時は」
「そして戦う時もね」
この時もというのです。
「ちゃんと炊いていたんだ」
「それ結構時間かかるんだけれど」
「手間もかかるね」
「パンと違ってね」
「そこは難しいかな」
「ビスケットもないしね」
それでというのです。
「結構その時は苦労していたんだ」
「ううん、そこは問題かな」
「パンと違ってね」
「お米の方が沢山採れるにしても」
「麦に比べてね」
「そう、麦と比べてると」
先生はこのこともお話しました。
「お米は凄く沢山採れるからね」
「それもいいよね」
食いしん坊のガブガブにとっては嬉しいことです。
「お米は一度に沢山採れることが」
「そう、このことは大きいわよ」
ダブダブもこう言います。
「お米の収穫が凄いことはね」
「しかも玄米だと栄養も凄いし」
ポリネシアはこのことを指摘します。
「素敵な食べものよ」
「まあ今は玄米はあまり食べないね」
「白米ね」
チープサイドの家族はそう言います。
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