『ルイズが召喚したのが、ナゾノクサだったら?』
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すると赤い大きな花のラフレシアと、花飾りを思わせるように頭に花を咲かせ、葉っぱの腰みの下半身を持つキレイハナになった。
あとで分かったことだが…、ラフレシアは、その大きな花から毒花粉を撒き散らし、そしてキレイハナは、日光を好むために太陽を呼ぶ儀式と呼ばれる踊りをして日差しを呼び寄せる。結果、トリスティンは、歴史的水不足と炎天下のために日射病と、熱中症患者を続出させたのだった。
ルイズは、必死に花たちを躾け、やっとの思いでこの問題を解決。
その間にもナゾノクサは、ますます数を増やし、タルブ村近隣の生物から、トリスティン名物の生き物になった。
その後、ロマリアの策謀により、浮上した聖地と地下にある大いなる意志と呼ばれる精霊石を、凄まじい数のナゾノクサとクサイハナ、そしてラフレシアとキレイハナが総力を挙げて太陽の力を集め、極大のソーラービームを放つことで破壊し、彼らが栄養として吸い上げて地下の巨大な風石の地脈を消すのは、そう遠くない未来の話である……。
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