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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百九話
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たようだ。

無駄な事を…。

と思ったがあちらさんは警戒している。

目に見える変化は大切なようだ。

「偽典武装色」

おれもやっておく。

「箒」

「ああ」

「「パレード、ディキャスト!」」

俺は猫耳と尻尾を、箒は金糸のような金髪と狐耳ともふもふの尻尾を顕す。

「な、なぁ一夏、俺ってどのくらいの防御力?」

「俺が防壁張るからびびんな」

弾の体の表面に障壁を張る。

原作における遠山の能力だ。

箒も全身に気を廻し、鉄壁の肉体を顕す。

「ええい、怯むな! 行け!」

「弾! 箒! 臨機応変に対応!」

「「ノープランって言え!」」

俺達は散開し、それぞれ襲撃を相手取る。

目の前に来た奴が振り下ろす刀を杖で受ける。

後ろから来る奴には圧縮空気弾を。

受けた刀のベクトルを反転。

刀が手からすっぽ抜けて驚くアホの腹に蹴りを入れる。

飛び上がって上から一撃入れようとする馬鹿にグラム・デモリッションを叩き込む。

箒は杖を竹刀のように構え、織斑流で対応している。

便宜上織斑流とよぶそれは篠ノ之流に魔法を組み合わせた物で、コンセプトは銃剣術に近い。

箒は全ての間合いで敵を圧倒していた。

弾は防戦一方。

まぁ、しかたないだろう。

俺の障壁があるから死にはすまい。

弾を援護するためドライミーティアを撃つ。

「余所見している場合かァー?」

リーダー格の女が刀を肩に担ぐよう構え、俺を見据えている。

突きの体勢だ。

しかも古式の自己加速術式を構築中。

おちょくってやる。

「来やがれ、雑魚が。十重に二十重に彼の者を…」

「去ね!」

女が自己加速術式を発動した。

半秒もせずに俺に到達………しなかった。

俺が展開した30の多重減速領域によって、女の自己加速術式は無効化された。

「悪いけど、詠唱はあってもなくてもいいんだよね」

目の前で止まっている女の仮面を分解する。

「おぅ……マジかよ」

目の前に居たのは超絶美少女な狐っ娘だ。

カラーリングは箒と同じ。

まぁ、黒狐じゃない限り狐は金色か。

しかも涙目。

苛めたくなる。

「八重様!」

俺と美少女の間に別の女が槍を振り下ろして割って入る。

八重(やえ)と呼ばれた少女がバックステップで後退した。

「くそ…」

悪戯しようと思ったのに…。

左右から槍の挟み撃ち。

杖を三本量子展開。

片手に二本持つ。

槍が俺に当たり、火花を散らす。

体を少し捻ると、穂先が滑っていく。

片手に二本ずつ持った杖で左右の女の首を挟んで振ると
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