十一話目
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るが、
「精霊の燃える盾よ、守護を!」
雫の声と共に現れた守護の壁が青い炎の余波を防ぐ。爆発音と共に上空を泳ぐ一匹の東洋龍の放つ炎がアナザーリュウガの炎を相殺させたのだ。
「間に合ったか」
ソーナ達に駆け寄る四季と詩乃と雫の三人。
「天地くん、朝田さん、北山さん、貴方達どうしてここに?」
「話は後。今は匙を止める事が先決だ」
そう言って取り出したのは先ほど手に入れたカードデッキ。それを翳すと腰にベルトが出現する。
「詩乃、雫。会長達のことは任せた」
「うん、任せて」
「そっちは任せたわよ」
「ああ」
雫がソーナ達の治癒をしているのでもう大丈夫だろう。後はするべきことは一つ。
「KAMEN RIDER!」
そう叫んでベルトへと黒いドラゴンのエンブレムの刻まれた黒いカードデッキを装填すると、四季の姿がアナザーリュウガと似た姿に変わる。
『仮面ライダーオニキス』
ドラゴンナイトに登場するリュウガを元にして誕生した十三人目の仮面ライダーであり、原典の龍騎では主人公の影として登場したリュウガとは対照的に、主人公が変身したドラゴンナイトの後継機とも言える存在だ。
方やダークライダーのリュウガを歪めた存在であるアナザーリュウガ。
方や別の世界でリュウガを元に誕生した本物の仮面ライダーとして生まれて仮面ライダーとして戦ったオニキス。
奇しくも仮面ライダーリュウガから派生して誕生したアナザーライダーと仮面ライダーが対峙した瞬間である。
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