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ある晴れた日に
349部分:白銀の月その十四
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溜息を出しながら述べるのだった。
「リーゼントがばしっと決まった性格が男前の人、いたらお婿さんよ」
「勝手に言ってろ」
「っていうかそんなの自分で作ればいいだろうがよ」
 男組は最早完全に匙を投げていた。
「相手をそういうふうにしてな」
「リーゼントでもスーパーリーゼントでも何でもな」
「そうね。それもいいわね」
 しかも結構それに乗る明日夢だった。
「彼氏をそういうふうに育てていくのも」
 女版光源氏にもなろうとしていた。何はともあれそんな話をしている間にもジェットコースターは動いている。何回転もし急行かも急上昇もしスクリューにもなり何度も派手な動きで飛び回るように遊園地の中を駆け巡ってから。ようやくゴールに辿り着いたのだった。

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