『ルイズが召喚したのが、ビリリダマだったら?』
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えて話を聞くと、彼女故郷であるタルブ村付近の森でたまに目撃される謎の生き物で、変な玉だと思ってうっかり触ると、電気で痺れたり、突然爆発して大怪我したりする危険な存在だということだった。聞くところによると、彼女の曾祖父がタルブ村に住み始めてから現れるようなったらしい。
なんてこったい…っとルイズは思った。そんな得体の知れない危険な生き物だったなんて…っと。
しかも、成長することでマルマインという更に危険な生き物になるらしく、こちらは、でかくなる分、大量の電気を蓄えすぎて遊びでたまに爆発するというもっと危ない奴らしい。
ルイズは、使い魔にビクビクすることになった。それが伝わっているのか、ビリリダマは、目に見えて落ち込んでいた。
おそらくそんなつもりはこれっぽっちもないだろう。だからルイズは、罪悪感を感じた。
それでボーッとしてしまい、うっかりギーシュが所持していたモンモランシーからの贈り物である香水を踏み潰してしまい、決闘騒ぎになったのだが、ワルキューレに襲われそうになるルイズをビリリダマが助けに入った。
ソニックブームという技でワルキューレを破壊し、コルベールをもノックアウトした膨大な電量でギーシュを見事倒した。
つい邪険に扱ってしまっていたのに、自分を守ってくれたビリリダマに、ルイズは何度も謝りそして助けてくれたことを感謝した。
触るとビリッ!となるの相変わらずだが、親が決めた婚約者だったワルドが裏切った時、ビリリダマは、マルマインに進化し、教会を大爆発させるほどの爆発でもってワルドを撃破した。
まあ、当然その場にいた者全員が巻き込まれたので、焦げたルイズがビリリダマ、改めマルマインに怒ったのだった。
怒られ慣れたマルマインは、コロコロと転がってむしろ喜んでいたのだった。
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