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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七話
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の言った通り部屋に荷物を置いた時点で一夏の意識ははっきりとしていた。
「うーん……朝に橙を憑けてから記憶が…」
「ずっと寝てたからな」
取られた部屋は大部屋で、男子十人が一まとめになっている。
「この後は夕食、その後入浴だ。取り敢えず風呂の準備しといた方がいいぞ」
弾が他の男子に指示を出す。
うぃーっす、と軽い返事をしながら各々着替えを取り出す。
「に"ゃあ"っ!?」
とキャリーバッグを開けた一夏が鳴いた。
「どうした一夏」
どうしたどうした、と他の面子が集まる。
「箒にバッグすり替えられた!」
一夏のバッグに入っていたのは薄手のベビードールだった。
一夏が端末を出して箒のナンバーにコール。
「おいテメェどういうつもりだ!?」
『どうもこうも、お前の荷物に色気が無かったからな』
「色気なんざ要るか!」
『はぁ…。嫌なら五反田の服を借りろ。お前の荷物はトレイターの中だ』
「なんでわざわざあんな物を西サハ……お前覚えとけよ」
夕食の席に向かう途中、一夏は箒の後ろ姿を捉えた。
「どおおおうわりゃあぁぁぁぁぁッッッ!!」
どたどたどたどた!と廊下を走る一夏。
天井近くまで飛び上がり、箒に飛び蹴りをかました。
「げっふぁぁッッ!?」
二メートルほど飛ばされた後、箒が立ち上がった。
「ISの武装より痛かったぞ」
「ったりめーだバァーカ!」
二人の様子に弾以外がドン引きしていた。
軽いとは言え人間の飛び蹴りだ。
それを真後ろから受ければ、骨折してもおかしくない。
それを平然とやる一夏と平気な箒。
「おい人外ども、メシ前に暴れるな」
今は一人しかストッパーが居ないので、弾がだるそうに止める。
二人は大人しく弾の後ろをついていく。
「はぁ…なんで龍のじゃれあいを俺が止めなきゃいけないんだよ」
「五反田とてその尺度ならばミズチだろうに」
「おれは龍じゃなくて鬼だぞ」
広間での食事は自由席だった。
当然のように弾と箒が一夏の両隣を固める。
「うゅ?」
「お前は危なっかしい。現にパレードかけ直すの忘れているしな」
「ゅ、すまん」
三人の目の前では一人前の鍋で出汁がグツグツと煮えている。
周りには具材、〆用のうどん、刺身、天婦羅などがある。
「豪勢だな」
と一夏。
「人数少ないからな…。こういう所にリソース振ってるんじゃねぇの?」
「一人用の鍋は初めて食べるな。私の家で宴会するときはカセットコンロだものな…」
「あー、夏祭りの後にやるやつね…。組長が呑めないのに若頭が蟒で面白かったな。姐さんが蟒だ
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