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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第139話:Present
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ある店に足を運ぶの何となく恥ずかしくて…」
「あ、そっか」
あまりぬいぐるみとかとは縁がなさそうな生活をしていたんだろうし、やっぱりルナも女の子だからこういうのも欲しかったんだろう。
エックスの言う通り、ルナに渡して良かったと思うアクセルであった。
「ルナが喜んでくれて良かったよ」
満面の笑顔を浮かべて言うアクセルにルナは少し赤面しながら笑みを返した。
一方、ルインはエイリアに懇願していた。
「ねえ、エイリア。イクス7買いたいからそろそろ禁止令解いてよ。」
「駄目よ、後数日は我慢しなさい」
「何でー!?別に借金してるわけでもないんだし、使ってるのは私のお金だからいいじゃない!!?」
「そういう問題じゃないの!欲しい物をまとめ買いするなんてソニアに悪い影響を与えては駄目でしょう!?少しは親らしく我慢を覚えなさい!!」
「今まで頑張った自分へのご褒美なんだから良いじゃない!!」
「だからと言ってゲームやグッズに数十万ゼニー注ぎ込む人がどこにいるのよ!!」
「あの…隊長、止めなくていいんですか?」
「うーん、正直ルインとエイリアの言い分も尤もだからな。正直俺にはどうすることも出来ないよビートブード。まあ、あれが2人の今の在り方なら俺はそれを受け入れるさ…喧嘩が激化すれば流石に止めるけど」
「はあ…」
エックス達は苦笑しながらルインとエイリアの会話をBGMにして休憩するのであった。
「はあ…女の子へのプレゼントってあんなに緊張するんだな…」
一方、屋上で夜空を眺めていたアクセル。
雲1つない快晴だったためか、美しい月が見えた。
「月が綺麗だなー…」
らしくないことを言っているのは分かってはいるが、しかし何となくそう思った。
「…………」
月を…正確には月の光を見ていると何故か高揚感が沸き上がって来る。
何故かは知らないが、力が漲るような感覚を覚えた。
「久しぶりに屋上に行きますかっと」
たまには夜空を眺めるのも悪くない思い、屋上に出たルナが見たのは。
「アクセル?」
アクセルの姿だったが、どこか違う。
いつもの漆黒のアーマーは純白で、ボディの赤いラインと髪の色は紫に変化していた。
そしていつもの翡翠色の瞳は金色へと変わっていた。
「アクセル!!?」
「…何?ルナ?」
次の瞬間にはアクセルは普段の姿になっていた。
「え?あれ…?」
目を擦ってもアクセルは先程見たのとは正反対の見慣れた黒いアーマーのままだ。
「何?どうしたの?」
尋ねて来るアクセルにルナは急いで首を横に振った。
「い、いや…何でもない…」
疲れているのだと自身に言い聞かせて
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