第9話
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課の刑事達だ。――――――むしろ、支援課は”祝勝会”に関連する支援要請で今夜は大忙しになると思うぞ。」
「”祝勝会”関連で普段よりも大忙しになっている飲食店に関連する支援要請やトラブル、エレボニア人関連の支援要請に酔っ払いの保護等考えただけでもキリがありませんね。」
「ったく、下手したら今日は日をまたいでも仕事が終わらないんじゃねぇのか?」
「当然遊撃士協会も大忙しになるでしょうね…………」
「う〜…………今日は寝る事ができるのかな…………?」
ユウナの期待に対してルファディエルは苦笑しながら否定し、口元に笑みを浮かべて答えたセルゲイの指摘に続くように推測を口にしたティオはジト目になり、ランディは疲れた表情で溜息を吐き、エリナは苦笑し、シャマーラは疲れた表情で頭を抱えた。
「えっと………キーア、疲労を回復させるイーリュンの治癒術も使えるから疲れたらいつでもロイド達の疲れを癒してあげるよ!」
「えっと、えっと………それじゃあキーアはロイド達の仕事の合間に食べられるような軽食やエリィのおじいちゃんが大好物の”特製にがトマトシェイク”を作っておくね〜♪」
二人のキーアの申し出を聞いたロイド達はそれぞれ冷や汗をかいて表情を引きつらせ
「え、えっと、キーアちゃん?軽食はともかく、あのジュースは確かに疲れがとれるかもしれないけど私達はどちらかというと苦手だから、別のジュースにして欲しいのだけど…………」
「しかも未来のキーアの治癒術による疲労回復も何だか無理矢理働かされるような感じもして、少々ブラックな気がするのですが…………」
我に返ったエリィは苦笑しながら、ティオはジト目でそれぞれ指摘した。
「クク…………―――それで話を”祝勝会”の件に戻すが…………まずはセティ、シャマーラ、エリナ。お前達はヴァイスハイト皇帝から”祝勝会”の参加を要請されている。」
「ほえ?どうしてあたし達が…………」
「多分私達がお父様―――ユイドラ領主の娘だからでしょうね。」
「私達はクロスベルにとっては他国から来ている有力者の関係者ですから、呼ばれてもおかしくないかと。」
セルゲイの話に首を傾げているシャマーラにセティとエリナはそれぞれ苦笑しながら説明し
「それとエリィ。できれば貴女も”祝勝会”に参加して欲しいと、ヴァイスハイト皇帝から要望が来ているわ。」
「え…………私もですか?一体どうして…………」
「それはやっぱりエリィ先輩がマクダエル議長の孫娘だからじゃないですか?既に議長から引退されたとはいえ、マクダエル議長は市長に当選してきた時からずっとクロスベルの人達が慕っていた政治家なんですから、マクダエル議長や議長のご家族であるエリィ先輩をそんな大事なパーティーに呼ばない方がおかしいと思いますし。」
ルファディエルに名指しされたエリィが呆
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