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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百六話
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る…」

「どうかしたのか?」

電車に乗ると、箒の膝の上に乗せられた。

「いや、なんでもない」

「仲睦まじいな。見ててコーヒーが欲しくなる」

対面に座る弾が呆れたように言った。

「コーヒーならあるぞ」

バッグの中から蜂のようなカラーリングの缶を出す。

「なんだこれ?」

「まぁまぁ呑んでみろって」

弾がプルタブを開けて口に含み……。

「…………………………………………」

俺に缶を渡して無言で席を立った。

戻ってきたその手にはブラックコーヒー。

「なにそれ」

弾が開いた片手で俺の手の中の缶を指差す。

「MAX缶コーヒー。通称マッ缶」

「甘すぎて飲めねぇわ」

「じゃぁもらおうかな」

マッ缶を煽る。

「この甘いのがいいんだけどなー」

「急速にカロリーを取れるのが利点だな。マッ缶十本あれば私はISと腕相撲して勝てるぞ」

「ああ…なるほど。気功、か」

「お前も使えるだろう? 五反田」

「俺はそこまでじゃないよ…」

「鈴と二人でベランダを駆け上がっておいてよく言う」

「あの後マジで怒られたんだけど?」

「「当たり前だろ」」

なぜあのルートを選んで怒られないと思ったんだコイツら。

「所で一夏、猫耳出さねぇの?」

「なんで?」

「夜まで暇だぞ。猫になって寝てるのがいいんじゃないか?」

たしかに夕方くらいまでかかるから……。

「橙」

橙を憑依させる。

「ふみゃぁー………おやすみ」

side out








「ふみゃぁぁぁぁん……おやしゅみぃ……」

一夏が箒の体に背を預けて眠り始めた。

「寝るの早いな」

「一夏にとって睡眠なんぞ娯楽に過ぎんよ。睡眠だけでなく、食事もSEXもな」

箒が一夏の頬をふにふにつつくと、一夏が寝返りを打とうとする。

「おっと……」

膝の上から落ちそうになった一夏を箒が抱き直す。

「なんか、親子みてーだな」

「せめて姉弟と言ってくれ」

弾も一夏の頬をつついてみる。

「やわらけぇ……。つかすべすべだ」

「私より美肌だぞコイツ。ためしにわたしのも触るか? ん?」

「悪いね、女に興味はないんだ」

「だろうな」

「そういえば、五反田。最近一夏の裸を見た覚えはあるか?」

「……………無いな。体育の前いつの間にか消えてるからな」

「それは置いておくとして、最近一夏の体がぷにぷにしてきてるぞ」

「太ってるってこと?」

「いいや。太ってはいない。どちらかと言えば、女性っぽくなったと言うべきだろうな」

「ふーん……それってメシ…
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