暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第137話:New Generationtype
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ナの背を擦りながら、自分に力を貸してくれたレッドに感謝した。
「(助けてくれて…ありがとうレッド…そしてさようなら…だね)」
感謝と共に今まで育ててくれたことに対しての万感の思いを込めて胸中で呟くアクセル。
そして一方、エックス達は戦いの場を変え、まるで墓場を思わせるような場所で四天王を抑えていたが、震動が強くなっていくことに焦燥を覚えた。
「まずいな、多分アクセル達がシグマを倒したからなんだろうが、ここはもう長く保ちそうにない。早くここから脱出しなければ…」
「うん、分かってるよ。彼らは今のうちに倒しておきたいけど」
「まずはアクセル達と合流しなければな…」
「…まあ、合流以前に彼らが私達を見逃してくれそうにないんだけどね……」
エックス達がウェントス達に背を向けた瞬間、攻撃されるのは目に見えている。
「(仕方がない…俺が何とかするから目を閉じてくれ2人共)」
「(…分かった)」
「(頼んだぞ)」
「…ギガクラッシュ!!」
ギガクラッシュによるエネルギー波の光が空間を支配し、ウェントス達の視界を塞ぐ。
「スナイプミサイル!!」
チャージスナイプミサイルを発射し、視界が塞がれているウェントス達に直撃させて吹き飛ばすと、エックス達はこの場から離脱した。
「チッ!!」
「逃したか…」
「このまま、ここにいるのはまずい。我々も脱出するぞ」
「OK」
これ以上はここに留まるのもまずいと判断し、ウェントス達もクリムゾンパレスから脱出したのであった。
そしてアクセル達を捜すエックス達だが、向こうからアクセルとルナが駆け寄ってくる。
「エックス!みんな!!」
「アクセル、ルナ。無事だったんだな」
「シグマは?」
念のために確認するゼロだが、アクセルは笑みを浮かべて親指を立てた。
「バッチリ!!」
「倒したよ。あいつは最後までしつこかったけどな」
「ああ、やっぱり?とにかくここはヤバそうだから…早くここから脱出しよう!!」
「うん!!」
エックス達も急いでクリムゾンパレスから脱出し、転送によってハンターベースに帰還したのであった。
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