暁 〜小説投稿サイト〜
東方英雄戦線録
暗黒
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うございます。相手はバーサーカーのランスロットです。かなり手強い相手ですので、気をつけてくださいね。」
「了解っ!」

バーサーカーはそう言うと突撃する。
ランスロットが武器から弾丸を発射して応戦するが、バーサーカーのバラの剣が綺麗にそれを捌き斬る。
ランスロットは遠距離攻撃が効かないとわかったのかそのままバーサーカーに突撃する。
そして、互いの得物がぶつかり、凄まじい衝撃を放つ。

「バーサーカー!」
「わかってる!」

バーサーカーがそのままランスロットを突き飛ばして不思議なカードを掲げて言う。

「くらえ!抑制!スーパーエゴ!」
「ガアアアアアア!」

バーサーカーが呼び寄せたハート型の弾丸がランスロットの力を奪う。
私は魔力を集中して、簡易魔術を発動させる。

「バーサーカー、受け取ってください!簡易強化魔術:脚力強化(パワーレッグ)!」

私の魔術がバーサーカーの霊基に作用し、効果を発揮する。
強化されたバーサーカーの蹴りでランスロットが吹き飛ばされる。

「ありがと!後は任せて!」

吹き飛ぶランスロットに追い討ちをかけるようにバーサーカーが地を蹴る。

「アーサーアアアアアアアアアアアア!」

ランスロットがそう言うと禍々しい色の魔力を放ち始める。

「はーっはっはっはー!やってしまえー!」

チルノが楽しげに言う。
私はこいつはヤバいと判断してバーサーカーに指示を出す。

「バーサーカー!」
「了解!」

地を進行方向と逆側に蹴りこみ、バーサーカーが私のすぐ近くまで後退する。
ランスロットの禍々しい魔力がチルノを目掛けて放たれる。

「え?!ちょ!こっちはアタイだよ!」

チルノが一撃目を間一髪で避けるが、逃げ切る事が出来ずに二撃目の魔力に囚われる。

「ちょ…やめ…」

禍々しい魔力がチルノを包み込み、その身体と結びつこうとしている様に見えた。
私はこのままではチルノにとっても、私たちにとっても最悪の展開になるだろうと感じた。

「バーサーカー、早急にランスロットを止めてください!あれは危険過ぎます!」
「私もちょうど同じ事を考えてたから、準備は出来てるよ!焼き尽くせっ!全てを焼き焦がす炎龍の神炎を纏いて時よ(アポカリプスシール)!」

燃え盛る炎と共にバーサーカーが突っ込む。
ランスロットがバーサーカーのその様子を見て魔力を高める。

「グルルルル…ガアアアアアアアアア!」

ランスロットがまるで聖杯を使ったかの様な膨大な魔力の壁を発生させる。
バーサーカーの宝具はその壁に阻まれて、ランスロットを倒す事は出来なかった。
そして、ランスロットが魔力の壁を解放するとまるで衝撃がそっくりそのまま返ってきたかの様にバーサー
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