暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
転生者はどの世界にも1人はいるのだ
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auseの文字。…閉店である。

「やってないじゃん…」
「まさかの展開」
「どーするよ」
「取り敢えずそこら辺徘徊しようぜ」
「おー。善良な市民によるパトロール!」

と言うわけで歩き続けて公園に到着。
時刻は午後2時である。
公園の中からは子供達の元気な声が聞こえて来る。

「おかしくね?今日平日だぞ?小学校どうした?」
「午前授業」
「祝日」
「振替休日」
「休みたい気持ちがひしひしと伝わるワードである」

まぁ俺たちも歩いたし、少し休憩していこうと言うことで中へ。
ベンチに座って落ち着こう。

「死にたい…」

その矢先にこれだった…。

「(おい、結構キツイやつがいるぞ」
「(いや、この世界なら普通じゃないの?」
「(見た感じ高校生だけど、高校も授業ない感じ?」
「(単純にサボりじゃないかなぁ?」

周囲に黒いオーラを漂わせている女は見た感じが高校生。来ているのは制服で、蒼也曰く、帝丹高校の制服だそうだ。
そんな女生徒が昼間の公園で打ちひしがれるサラリーマンの空気でベンチに腰掛け、死にたいなどと口にする。
まさに事件である。

「(どーするよ」
「(どうするって…」
「(なぁ?」
「(話しかけるを選択」

満場一致で話を聞くことに。

「え!?平賀才人!?峰理子も!何でこの世界に!?」

先手をきられたでござる。
つーか何でこの2人を知ってるんだよ…転生者ですねわかります。

「貴方は神を信じますか?」
「…もしかして、貴方も!?」
「俺は違うけどな。こっちの青髪はそうだぞ」
「あ、どーも」

ホント、どの世界でもいるもんだよなぁ…。





「で、死にたいってなに?」
「聞いてたの…?」
「そりゃ聞こえるでしょー」
「話しにくいなら私が聞くよ!女の子同士だし!」
「落ち着きなさいよ理子さんや」
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