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要塞内部に侵入した後は、キリトとエレリアに侵入口を斬ってもらい、天井を崩落させた。
これで追ってはこれまい。
まぁ、増援も見込めないが、シャフリやタイガならどうにかするだろう。
『ふむ。侵入できたのは…』
「一番ヴォジャノーイ! 要塞破壊はお手のもの!」
『二番キリト。えーと……タイマンなら』
『さ、三番リクです!』
『四番。アヤメよ』
『五番エレリアー。』
『…………………』
『……………六番チャンピオンキョウヤ』
『七番! オ〜レ!』
キョウヤが七番男…もといランク7位のランディを見て名乗る。
ちょうど7人だったし七番が欲しかったんだろうなぁ…。
「よーしのってくれてありがとう。キョウヤ、こっからどうすんの?」
『取り敢えず深部を目指そう。エレリア、前衛を頼む。ヴォジャノーイは後方警戒』
キョウヤの指示に従い、先頭にエレリア、その後ろにランディ、リク君、アヤメちゃん、キョウヤ、キリト、俺と続く。
金属鍍金はこの世界において最高クラスの防御力をもたらす。
故にこの布陣だ。
まぁ、横から貫かれたら終わりなのだが。
通路を進んでいるとエレリアのアシュトレトが止まった。
『全員下がって一個前の横道に入れ』
『どうしたエレリア』
キョウヤが尋ねる。
『クリーチャー型だ。ここは僕が何とかする。さぁ!行け!』
おいカッコいいじゃないかエレリア。
即座に肩部バインダーとアームドアーマーDEのスラスターを前方に向け、噴射。
全員が手に武器を構えたまま後退している。
その際、すこし戻りすぎた。目の前で五機が通路に入る。
「キョウヤ。後頼んだ」
GNソードXを抜き、振り抜く。
『ヴォジャノーイ!?』
さっきキリトとエレリアがやったように通路を崩落させる。
「キリト。皆を守れ」
『お前にそんなこと言われると背中がかゆいんだけど…』
失礼な奴だ。
「じゃぁ俺はエレリアと格好つけてくる」
『頑張ってくださいヴォジャノーイさん!』
リク君の応援に応えないとな。
バインダーとアームドアーマーDEのスラスターで即座に通路を進む。
前方に黒い影!
GNソードXを腰にマウントする。
右手を肩にかつぎ、引き絞る。
何千回何万回と繰り返した動作。
貫けぬ壁を貫く光。
何者も止める事能わぬ龍の一撃…!
「意志よ貫け!」
クリーチャー型を貫いたまま通路の奥まで行くと、ホールに出た。
そこではエレリアが十機近くのクリーチャー型と交戦していた。
その変わり様は原型がわからないほどだ。
かろうじてモノアイなのか
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