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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第131話:Training Time
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を姑息な手段で利用していることを考えるとな」
何せ残滓での復活だ。
恐らくシグマは力を取り戻そうとDNAデータによる強化のため、コピー能力を持つアクセルがいるためにイレギュラーハンターの次にDNAデータを多く保有するレッドアラートに接触したのだろう。
何せ世間ではシグマは既にシグマウィルス諸とも死に絶えたと思われているのだ。
非合法の組織であるレッドアラートはシグマが利用するのに絶好の組織だったという訳だ。
「もしレッドアラートの連中をパワーアップさせたのがシグマなら正直復活は予想外すぎたな」
「ああ、あの時戦ったシグマはもう殆どゾンビのような姿だったからな…あいつ自身の復活も偶然が重なって出来たようなものだし、もう復活はしないんじゃないかと思っていた俺達のミスだな…」
「シグマ…」
もしエックス達の仮説が正しいのなら史上最強最悪のイレギュラーにレッドアラートが狂わされてしまった。
そしてその一端となってしまった自分に苛立ちが汲み上げてきた。
「アクセル、その怒りは元凶との戦いまで取っておけ」
「うん、分かってるよ。僕がここで怒り狂ったって何にもならないからね。」
今は怒りを爆発させる時ではない。
爆発させるのはレッドアラートを利用した元凶を叩き潰す時だ。
「元凶がシグマであろうとそうでなかろうと、レッドアラートのアジトが見つからなければどうにもならない。お前達は来るべき時に備えてトレーニングを重ねるか、体を休めておけ」
シグナスがこれからのことを考えてエックス達に休むか、戦闘訓練を勧める。
【了解】
「あ、エックス。時間が空いたら私の訓練に付き合ってもらえるかしら?」
「ゼロも私の訓練を見てもらえる?」
「良いぞ」
「?エイリアとアイリスはオペレーターでしょ?訓練する必要あるの?」
「あ、アクセルは知らないんだっけ?イレギュラーハンターでは自衛のためにオペレーターもそれぞれ武器を持っていたり、搭載してるの。良かったらアクセルも見ていったら?」
「うーん、そうだね。興味あるし見てみるよ」
オペレーターの訓練と言うのに少し興味を覚えたアクセルも行くことに決めた。
「それじゃあ、30分後で良いかな?」
「ええ、お願い」
総監の指示に休息やエイリア達のトレーニングのためにエックス達は司令室を後にしたのであった。
エックスが指定した時間となり、エイリア達はトレーニングルームで仮想エネミーとの模擬戦闘を開始した。
「エイリア、今回のトレーニングはほぼ実戦と同じだ。仮想エネミーの攻撃を受けたらダメージを受けるから気をつけて」
「分かったわ」
エックスが何時でもエイリアをサポート出来るように腕を
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