暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
作戦名、暴れるくん!
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「テメェらこの中に入れ!ちんたらしてんじゃねぇ!」

さて。
強盗らしきグループ数人にカフェの店内に押し込められました。ユウジさんです。
ほかの店にも団体様が押し込められているようです。

「ここは日本です」
「いきなりどうした」

ちょっと言ってみたかっただけだ。
しかし周りがソワソワしてるのに俺らだけ落ち着いてるのもおかしいか?

「銃刀法が仕事をしない国、日本」
「この世界が特殊なだけだから」
「なぜ一介の、それも日本人顔の輩どもが拳銃なんて持ち歩いているのか」
「そこら辺は…この世界だから?」
「世界のせいにするのいくない」
「オメェらウルセェぞ!人質らしく黙ってろ!」
「そうだそうだ!」
「いや、君のことだからね?」

そんなことわかってるから。
ちょっと乗ってみただけだから。

「おいテメェ…死にてぇのか」

ジャキリと俺の額に銃を突きつける男。

「…なぁ強盗さん。天国ってあるのかねぇ?」
「逝って確かめるんだな」
「戻って来られる?」
「無理だな…」

"ダァンッ"

「きゃあああ!」
「う、撃たれたぞ!」
「「「…」」」
「うるせぇ黙れ!」

"ダァンッ"

静まり返る店内。
犯人たちは対して悪びれもしない態度で話し出す。
どうやらほかのグループと話しているようだった。

「…で、何してんの?」
「いや、久々の銃弾に思いのほか振動が強かった事を噛み締めつつも、どう料理してやろうかと思ってな」
「脳天に銃弾受けて平気なんて、一般人からしたら化け物だよな」
「いつから俺が普通の人間だと錯覚していた?」
「普通人以外に考えないから」

取り敢えず散開して各所殲滅でいいんじゃね?
話聞いてる限りだと3グループしか居ないみたいだし。
しかしこいつら何しに来たんだ?
金なんてそこらに散らばってるわけだし、集めるにしても人員が足りんだろう。
身代金と逃走用の車両だか何かを要求してんの?

「取り敢えずアイツらを天国に送ってやるか」
「りょ」
「ゆう君、どうするの?」
「まずアイツらを倒すだろ?
後は各自で散開して、それぞれを潰して、逃げる」
「あー、それはどうだろ。
多分館内の何処かに主人公がいるよ?」
「問題ない。見られなけりゃ良いんだよ」
「それ見られるフラグだから」
「というわけでゴートゥーヘル!」
「天国じゃなかったのか」

跳ね起きてその場から跳躍。
一番近い敵の首を掴んでいた口付近にいる敵に投げつけます。
後で反応した残り1人をラリアットで地面に沈め、天を高く指差して終了。

「今からお前たちを倒す!」
「倒してから言うな」

良いツッコミをありがとう。
さぁ散開だ。見つけたら念話で知らせ
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