男の幸せ@
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は自分の意志で物事を決めるよ。命令は受けない」
「じゃぁ…一晩、じっくりと考える事ね!どの女を選ぶか…」
我が儘に育ったけど、馬鹿女では無い様だ。
俺はデボラの部屋を後にして、フローラへ会いに行く。
(コンコン)
2階の一角にあるフローラの部屋のドアをノックする。
「フローラ?入るよ?」
返事は無かったが鍵が開いていた為、ノックの勢いでドアが開いてしまった。
室内に入ると薄明かりの中ベットに横たわる人影が一つ…
近付き話しかける。
「あれぇ?寝てるのぉぉぉぉぉ!すげー格好だな!オッパイ丸見えじゃん!」
何この姉妹!
やり口があざといよ!!
頑張れ俺!
負けるな俺!!
常勝無敗の暴れん坊将軍を押さえ込むんだ!!
「話をしようと思ったけど…」
バレバレの狸寝入りですね。(クス)
(スッ)
俺はフローラに布団をかけ、下半身の暴れん坊将軍を理性で押さえ付け、寝た芝居をするフローラに対し、紳士的な芝居で対抗する。
「風邪引くよ…」
そして後ろ髪が引かれまくる中、フローラの部屋を後にする。
(バタン)
<サラボナ−ルドマン邸−ゲストハウス前>
もう、俺の頭にはビアンカの裸しか無い!
どうせ明日告るんだから、今すぐ告って前祝いしてもいいよね!
「リュカ!こんな遅くにどうしたの!?」
不意に上から声をかけられた。
見上げるとビアンカがテラスから身を乗り出し話しかけてくる。
「ビアン「何かごめんね!私がもっと早く帰っていればよかったのに」
俺の言葉を遮るビアンカ…口説かせない気か!?
今凄いんだゾ!
白い(物を発射する)巨塔が!
「ま、デボラさんも混乱の一翼ね!」
そう…あの女のあのオッパイ…
「あ、あぁ…」
「リュカはフローラさんと結婚して幸せになるべきよ」
「幸せ…に…」
俺の幸せはビアンカと共にある!
「天空の盾を手に入れて、パパスおじさまの遺志を継がないと…」
父さんもきっと、俺の幸せを優先してくれる…はず…
「父さんの…気持ち…」
「いい!もうリュカは不幸を背負い込む必要無いんだから…幸せに…ならなきゃ…」
まいったな…また、ビアンカを泣かせてしまった…
「幸せ…か…」
「そうよ!貴方のお姉さんとして…貴方が心配よ…」
………お姉さん!?ふざけやがって…そんな軽い気持ちじゃ無い事を明日分からせてやる!
「ビアンカは何時もお姉さんぶるね。」
俺は萎えてしまった暴れん坊将軍と共に、ビアンカの前から立ち去る事に決めた。
沸々とルドマンへの怒りが湧いてくる。
ビアンカを泣かせる原因を作り出した、あのおっさんへの怒りが…
<サラボナ−ルドマン邸>
あ〜あ…結局昨晩は一発も出来なかったな…
今もメイ
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