男の幸せ@
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
わ。お淑やかだし清楚で可憐よ。でも、リュカの好みはスタイルの良い美女よ!」
イヤイヤ!スタイルだけでは選びませんよ!
「僕の話を聞「そう言う訳よリュカ!私と結婚するのなら、そんな田舎娘とは金輪際逢わないでもらうわよ!」
また、阻まれた!
「田舎娘って私の事!?」
「他にいないでしょ。さっさと帰りなさいよ!何時までも彼女面して居座らないで頂戴!」
「そうです!貴女がいなければ話がややこしくならなかったのに」
「な!?話をややこしくしたのは貴女のお姉さんでしょ!私は帰るつもりだったの!」
ビアンカが怒った!早く収拾を付けないと!
「ちょ、みんな僕の話し「静まらんか!」
思いの外でかい声ですね、ルドマンさん。
「みんなの気持ちはよく分かった!だが、リュカは一人しかいない。だからここは、リュカに決めてもらおうじゃないか」
やっと俺に発言の機会が巡ってきた。
「あの、僕は「つまり今夜一晩ゆっくり考えて、明日の朝に結論を出してもらう。リュカは宿屋に泊まりなさい。部屋を用意しておこう。ビアンカさんは我が家のゲストハウスに泊まるといい。遠慮はいらんよ」
阻まれた!
更に一晩待てってさ!
俺もう決めてるんだけどぉ!
どうして俺の話を聞かないの!?
<サラボナ>
食事を済ませ一息入れたところで、デボラに会いに行く。
もしかしたら、かなりの女で心移りするかもしれないから…ではなく、真意を聞き出したい。
だってあり得ないもの!
いきなり現れて『私と結婚しろ!』って!
相当な馬鹿じゃ無ければ裏があるね!
もし、本当に俺に惚れているのなら、一晩お試ししちゃってもいいしね!
<サラボナ−ルドマン邸>
広大なルドマン邸の三階部分の6割を占有しているデボラの私室。
どうやら我が儘いっぱいに育ったらしく、結婚したら手を焼きそうだ…
でも、あの胸は魅力的だ!
デボラは胸を強調させた色っぽいナイトドレスに身を包み、俺の来訪を歓迎してくれた。
これは罠なのかな?手ぇ出したらアウト?
我慢しないと不味いよね!?
「見た目良い女だなぁ…(ぼそ)」
「あ゛!?今、何つった!コラ!!」
ヤバい!口に出してた!
「見た目だけじゃ無いわよ!アンタ私の事を何も知らないでしょう!勝手な事を言うんじゃないわよ!!」
凄い勢いで怒鳴りまくるデボラ…
口を挟む事が出来ない…
・
・
・
「………ともかく!アンタはフローラの事を愛してないでしょ。そんな男と結婚したら私の可愛い妹が不幸になるのよ!だからアンタは私と結婚しなさい!命令よ!」
「あはははは…勝手だなぁ〜…」
なぁ〜んだ…結局妹の事を思っての事か…
確かに見た目だけじゃないな!
「な、何よ!」
「僕には僕の人生がある。だから僕
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ