Turn:02 イマジナリー・ギフト
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きヒトミも真似をするが
「あ、ちょっと待った、足りないぞ」
「え?足りない?………あ」
デッキと反対側にヤイバが白いカードを置いていることに気付くヒトミ
確かの彼女の手にはそのカードがない
「ちょっとごめんね………えっと、オラクルだから………ハイこれ」
会話の聞こえていたミライがヒトミのカードを覗き込むと同じように白いカードを取り出してテーブルに置いた
「お店のカードだけど貸してあげるわ、ないと不便だし」
「けどこれって………」
「イマジナリー・ギフト、詳しいことはファイトしていくうちにわかるわ」
テーブルについて向き合うヤイバとヒトミ
「ファイトするの初めてって言ってたし、軽く説明しながらやるか」
「じゃあ、まずは先攻後攻」
じゃんけんをするとパーを出したヒトミに対してチョキを出したヤイバが勝利した
「ヴァンガードはじゃんけんで勝った方が先行を取れるルールだから、俺が先行、最初に手札を5枚引いて、いらないカードがあったらファイト開始前に一度だけ、山札の下に戻して同じ枚数ドローする、引き直しができる、って言っても俺はいらないかな?」
「私は1枚引き直す」
手札の1枚を山札の下に戻して1枚引くヒトミ
「そのあとは山札をシャッフルする、念のため相手にも一度シャッフルしてもらって、それを戻したら終了」
軽くシャッフルしたデッキをヤイバに渡すとヤイバもそれをシャッフルしてデッキを置くスペースに置いた
「それじゃ、今から俺たちはヴァンガード、導くものとして地球によく似た惑星、クレイに降り立つ」
惑星クレイは科学と魔法が混在する世界
ユニットたちはそれぞれ6つの国家に分かれ、自らが属する組織、クランの中で生きていた
そしてユニットたちの住む世界では、プレイヤーはか弱い霊体に過ぎない
「霊体の俺たちにできること、自らにユニットの力を宿すライドを行うことで初めて俺たちはクレイの世界で戦う力を得る」
自らのヴァンガードサークルに置いた裏向きのファーストヴァンガード
そのカードに手を触れるヤイバ
「スタンドアップ!ヴァンガード!ぐらいむ!」
青いハイドッグの姿を借りてクレイに降り立ったヤイバ
「最初の段階では力の弱いユニットにしかライドできない、ターンを重ねるごとに力が蓄えられ、より強いユニットの力を借りることができるようになる」
「そのくらいは理解しているわ」
説明を聞いて自らのファーストヴァンガードに手をかけるヒトミ
「スタンドアップ!ヴァンガード!ロゼンジ・メイガス」
杖を持った女性のユニットがぐらいむの前に姿を現す
「これでファイト開始の準備は整った、ターンの最初にまず山札からカードを1枚引いて、そして、ターン開始時点でのヴァンガードより一つ上のグレードにライドできる、今はグレード0だからグレード
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