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おっちょこちょいのかよちゃん
2 中断された日常
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え!?」
 その報告にかよ子の母は一瞬、信じられなくなった。
「そうだったの。大変だったわね」
「うん・・・」
 かよ子は手を洗い、自分の部屋に行った。
(何なんだろう・・・。私がおっちょこちょいを治そうとしたら神様が気にくわなかったのかな?)
 かよ子は昨日の地震や今日の道路の爆発が自分と関わりがありそうで恐怖心を持った。その時、母が部屋に入ってきた。
「かよ子」
「お母さん・・・」
「これ、昔お母さんが使ってたものなの。これ、あげるわ」
 かよ子の母が差し出したものは一つは本でもう一つは魔女が主人公の漫画に出てくるような魔法の杖のようなものだった。
「この本にこの杖の使い方が載ってるわ。困った時に使ってね」
「うん・・・!!」
 かよ子はその本を見た。普通の人ならば意味不明な字で何て書いてあるか分からなかったろう。しかし・・・。
(わ、私には読める・・・!!)
 かよ子にはその本の意味不明な文字が解読できたのだった。
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